坂の上にある学校にはなぜか憧れる。いや…高校が確か坂の上だったっけ。

高校を卒業して早1年半、大学では一生することのないだろうと思っていたギターをいじり楽しくやっている。

夏休みの休日、何もすることがないのでTSUTAYAでDVDを借り一人で鑑賞していた。

タイトルは『CLANNAD』。
不器用な人間達が織りなす一つの小さな町での物語だ。

全話通して見た結果…………………ボロボロ泣いてしまった。

一部の人はこう例える。CLANNADは人生だと。
なんとうまく表現していることか。

そこにあるのは人生そのものだった。

身近な人が一人亡くなって嫌でも考えさせられるようになった。
命の儚さ。生きる意味。人生とは何か。
ゆっくり時間をかけてこんな話を誰かとできたらいいな。

言葉で表現できないたくさんの感動をもらえたことに感謝したい。
後悔する時には全て終わっている。あの時ああすれば、こうすればよかった。けれど…どれだけ請い願おうと叶うことのない。それを過去のことだからと一口に片付けてしまえる自分とそうでない自分どちらが本物なんでしょうか。
どこかぽっかりと穴があいたような。

今、思い浮かぶ言葉は一つだけ…「リグレット」

いつも後になって気付く、辛い。