2019年5月28日



今から2年前の事件覚えてますか?



当時はすごい話題になりました。





川崎市の登戸駅付近であった

殺傷事件です。



朝、学校へ行くためスクールバスを待っていた

小さな子たち、その親


いつものように学校へ行くつもりだった子


いつものように子供を見送って自分も会社に行こうとしていた人


いつものようにその人と会えることに何の疑問も持っていなかったであろう友人たち



そんな人たちの思いをぶった斬るように


「誰でもよかった」


と刃物で切りつける犯人



犯人もそのあと自殺






事件現場には何日間も

お花やお菓子、飲み物が添えられていました。


手を合わせにくる人もいました。



しばらくたって、その現場も

人が住む住宅前であったことも多分関係して


お供物は別の場所に移動

置く人もいなくなりました。



私もこの現場の近くを通ったことがあります。


いつもテレビで見ている事件現場が

目の前にあり


テレビの中のものじゃないんだなって感じたのを覚えています。




こんなことを書いていますが


正直、最近はこの事件のことを忘れていました。




前まではその道を通るたびに

事件を思い出し

目が現場を向いていました。



月日が経ち

コロナという人ではない凶器が蔓延している今

人の意識はそっちにいきますし

あれから2年経っている間に他の事件もたくさん起きています。




でもまだ2年しか経ってないんですよね。


ご遺族の方にとって、この2年はどんな歳月だったのでしょう。



最初はニュースでずっと取り上げられて

きっと周りの人からも色々言われて


でも家族は戻ってこなくて



自分は当事者になったことはないので

たいしたことは言えませんが


悲しみを私も覚えていたいな



記憶力がないのでまたすぐ忘れちゃうかもしれませんが

せめてあの場所を通るたびに

思いを馳せようと思います。



自分よりもずっと小さな子が

突然怖い大人に刃物で切りつけられ

痛い

怖い

痛い

辛い

助けて





生まれ変わりとかあるのか知りませんが


もしあるとするなら


今度は痛い思いをせずに


幸せに長生きしてほしい


怖い思いをせずに生きて欲しい。




そう願って


運良く事件に巻き込まれなかった

1人間として


その人たちが生きられなかった未来を

少しでも長く生きていこうと思います。




何様だとか思わないでね。