レビー小体型認知症の母がもらった、寝言を言わなくなったお薬。そして… | 駅路地にあるたい焼きや普通に美味い

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簡単なコラージュやビーズで指輪を作ることが好きな統合失調症のY子の日記です。

 

 



ちょっとここで、母と私の身の回りの情報を書いておきたいと思います。

 

 

 

 

私は、20歳から統合失調症で(その頃は、鬱→双極性障害という診断でした)病院への入退院を繰り返して、約10年の月日が経った頃、その頃通っていた前の医者に、独りで暮らしたいと言いました。


すると「あなたはその方が良いかもしれませんね」という返答を頂き、独りで暮らすようになりました。

 

独りで暮らしていた母を気遣った姉夫婦が、実家に家族4人で移り住みました。


離れて暮らしていたため、私は、異変に何ら気付きませんでしたが、姉と母が上手くいかなかったらしく、姉が心を病んでしまいました。

 

それで、打開策として、私のアパートと、姉のいる実家とを、母が2週間毎に行き来するという生活を、2021年3月から開始したと、年表に書いてあるので、もうすぐ丸3年になります。

 

その間、私も用事で実家に行ったり泊まったり

等、行き来をしていました。


ある日の夜10時頃、同じく9時に寝た筈の母が起きてきて、居間にいた私たちに「箪笥の上で男の人がぴょんぴょん飛び跳ねていて怖い」というのです。

 

その時私はNHKで学習していたので、ああ、レビー小体型認知症かと思い、一緒にいてあげるから、寝なと、母が眠るまで手をつないでやりすごしました。


又、別の日「怖い人が来る」といって、おびえてたりしました。

 

そんなわけで、少し前から、物忘れ外来に通っていた母は「レビー小体型認知症」と診断されました。

 

母の病院は姉の負担を減らすため、私が付き添っていく事になっていました。

 

 

 

そんないきさつで、今、母が私のアパートにいます。

 

 

 

 

当初、物忘れ外来のDr.Yに処方して頂いたデエビゴという眠薬が効かないと言って、母は、飲むのを止めてしまいました。

 

母は、アパートが狭いので、私の横で布団を並べて寝ていたのですが、認知症のせいなのか、少し前まで、とにかく、起きているのかと思うぐらい寝言がひどかったのです。

夜中に「こら!&$#&’())”!」とか、何とか、びっくりしていました。

 

それで、今迄の眠薬デエビゴから新しくリボトリールという、Dr.Y曰く「寝言が減り、眠れるようになる薬」を新しく処方して頂きました。


 

 

そうしたら、嘘のように寝言がピタリと止み、Dr.Yは名医かもしれないと、思った程でした。

本人も「良く眠れる、今迄、1晩に3回も4回もトイレに起きていたのが、1回しか起きなかった。」というのです。

 

リボトリールは気分を落ち着かせる薬と書いてありました。

 

実は、私が寝る前に飲んでいるのも、気分を落ち着かせる薬です。私も、眠薬が合わず、眠りたいのに、飲むと眠れなくなるということになっていました。それが、気分を落ち着かせる薬(リボトリールではありませんが)にしたら、本当によく眠れるようになりました。(だから、私の通ってるクリニックのDr.Tも、名医だと思っています)

 

 

 

それで、今日、Mクリニックという、母が前からお世話になっている内科に、薬が無くなったので貰いに行きました。

 

事の次第はMクリニックのDr.TOにその度話していたのですが、今回の薬の経緯を説明しました。すると母が、

「先生、実は、朝起きてみたら、上唇の裏側が硬くなって腫れてしまってたんです」というのです。

 

ああ、そんなこと言ってたなと思って、私も、何だかわからないから、メンタムリップを塗ってあげていたのですが、こんなんで良いんだろうかなんて、思っていました。何か、すごい病気という事はないのだろうか?と、ちょっと気になっていたのでした。

 

それに対する、Dr.TOの答えが凄かった。

 

「よく眠れてたと言っていたから、口開けて寝てたんじゃないかな。乾燥して、知らない間に、上唇が歯にくっついてしまって、傷がついて腫れたんだと思いますよ」

 

スゴイ!そうだ!

 

そうなんです。腫れてる所を見せてもらった時、何だか噛んだような、怪我してるような、赤い傷があったんです。でも、気のせいかなぁ。なんて、思っていたわけですが、Dr.TOは患部を診ただけで言い当てたのでした。

 

Dr.TOも名医だと思いました。