皆様こんばんは。
本当は1回で①~③を書こうかと思っていましたが、書いてみると思いのほか長文になってしまい、ついに三回に分けたシリーズみたいになってしまいました。
“説明が長いんだよ~”
とか
“意味がわかんないよ”
・・・という声が聞こえて来ますが、そんなこと言わず引き続きお付き合いください・・・。
さて、窓シリーズ③は窓のしくみ(構造)についてとなります。
日本でおなじみの窓といえば・・・
はい!これです!!
このサッシ中央部分のカギ(クレセント)を開けるとレールの上をシューッと動きます。
そしていつでも動きます。
いつでも動くということは・・・
“いつも隙間がある”
ということになります。
戸車という車輪が障子の前後についていて、レールの上を移動する仕組みになっているのは誰もが知っていますね。
車(自動車)に例えると良くわかります。
ボディーの前後に車輪がついていて、ボディーが地面より浮いているので動くわけです。
車高がベタベタに落とされた車はおなかをこすってしまい進むことができませんね。
つまり、このタイプのサッシは常に隙間が空いており構造上気密が取りにくい仕組みになっているのです。閉まっているのに砂ぼこりなどが家の中にうっすらと積もっている経験はありませんか。
“おっかしーなー。閉まっているのにどこから入って来たのだろう?!”
まさかサッシに隙間があるなんて思っていないのでとても不思議に思えたものです。
“えっ?!気密性が今のサッシは良くなったと聞いている?”
それは最初だけです。
レールを挟み込むようにパッキンがついているサッシもありますが、これはパッキンが数年すると劣化して開いてしまうので一時的な効果しかありません。
さて、世界のサッシはどうなっているのでしょうか?
アメリカやカナダでは・・・
この上げ下げタイプが主流となっています。
ヨーロッパでは・・・
観音扉とかフレンチサッシなどと言います。
朝起きたらガバッと開けるイメージがありますね。
これら欧米で使用されているサッシには共通の特徴があります。
それは・・・
“パッキンに押し付けてギュッとロックする仕組みなので、気密性が高い仕組みになっている”
・・・です。
“上げ下げ窓って気密性高いかなぁ?”
と思っているあなたのために一つ例をあげますね。
サラリーマンが毎日使っているアレです。
“電車の窓”です。
電車の窓は上げ下げスタイルを採用しています。
ガラスは1枚ガラスなので冷気は入ってきてしまいます。
そのサッシの前に座るようになっていますので当然寒いわけです。
コート着てマフラー巻いて座っていますよね。
しかし、電車同士がすれ違った時や走行中に隙間風を感じたことはありますか?
“いつも感じてるよ!!”
という人は、冷たい冷気ではなく、何か別のヒンヤリするものでしょう。
それは霊感の無い僕には感じません。
“隙間風は入ってきません”
だから採用されているのです。
やはり大事なのは気密性(水密性)ではないでしょうか。
例えるならば、潜水艦のハッチや船舶の扉などです。
こんな風に、パッキンを押しつぶしてロックする仕組みになっているかが重要なのです。
さあ如何でしょうか。
窓がいかに需要な部材か理解できましたか。
どんなに断熱材をいれて、どんなに気密性を上げても・・・
“窓”
のスペックが足りないと家の中は寒く暑くなってしまうのです。
これであなたはもう家づくりに失敗はありませんね!!
“えっ!?床暖房が要らなくて家中同じ温度の家なんてあるわけない!!”
“あります。”
よーく探しましょう。
そして、高いから無理とか言ってはだめです。
最低でも35年(ローン期間)は住むのです。
この期間、あなたは我慢しながら生きていけますか?
欧米の人たちはこんなことを言っています・・・。
“日本は先進国なのになぜ家の中がこんなに寒く温度差があるのですか?”
“そしてその温度差で心臓麻痺を起こし亡くなる方もいると聞きましたが本当ですか?”
“なぜそのような過酷な環境に住んでいるのですか?”
“そうか、侍スピリッツですね!!”
・・・。(汗)
もうこんなこと言われないようにしましょう。




