今日は少し真面目に…
『更生』という言葉の残酷さ
そして実際の壁
『更生』って表向きには
綺麗な言葉やけど
実際は当事者からしたら
まぁなかなか残酷な響きもあるわ
『更生』って聞いたら
みんなやり直せる!
立ち直れる!
って思うからなぁ
ドラマとかでも
『昔はヤンチャしてて
今は更生して頑張ってます』
みたいなのあるやん?
でも現実は
そんな簡単に美談にならへんからな
出所して待ってるのは
職業差別や偏見や信用されてない
周りの目線…
履歴書に空白期間書いたら
俺も突っ込まれた
嘘ついて埋めた職歴も話してたら
変な感じになってしまったし…
面接色々と受けて頑張ってるけど
オカンとかには
届いてないんやわ
『アンタどうせまたするやろ?』
って思われてたからなぁ
育ての親でさえも
まぁ信用がなかったもんな
ただ面接に行って落ちてるだけや
頑張ってる事にはならへん
コレだけ仕事が決まらなかったら
『またこの子荒れて何かやりそや!』
って思わせるのは
申し訳ない反面
やっぱりな!って思う所もあった
裁判でも
『矯正施設で頑張って過ごして
更生出来る様に願ってます』
ってメガネの裁判官が言うてた
でも『更生しろ』って言うくせに
社会はチャンスをくれへん
家も無ければ
仕事もない状態で出される受刑者もおる
家がない人は
保護会ご面倒を少しの間見てくれ
その間に仕事を探す
そんなもん
家もない奴が
ちゃんとした仕事なかなか見つからへんよ
おまけに
半年くらいしか居られへん
って聞いた事あるけど
金貯めてアパート借りれるくらい
貯めらのは至難の技やで
だったら
出所前に法務省が提携を取って
ハローワークなどにバンバン求人活動とかして
もう少し受け皿を増やしてあげてほしい
『更生』って誰の為にあるんや?
世間を安心される為にあるんか?
マジな事言うたら
『更生』っていう言葉の看板じゃなしに
『もう一度ちゃんとやり直せる場所』
とちゃうんか?
まぁ俺の場合は
満期で出たがちゃんと帰れる家があった
仕事もなかなか決まらず
面接も落ちまくってたから
オヤジの知り合いに頼んで働かせてもらった
これらの場所!これ大事やわ
でも近所のオバチャンらには
何やヒソヒソ言われてたらもしたみたい
おまけに中学の同級生らには
『今度は人刺して入ったらしい!』
ってそこだけの情報だけ回ってる
ウザい!
まぁそれでも
ちゃんと共犯がやってるから
志持って決意して踏ん張ってた
頑張れば頑張るほど
普通の人との差を
感じ思い知らされる
やり直すどころか
過去を背負って生きないとあかん
『何でやねん?
反省もしてへんし
そんなもんイチイチ背負ってられるか!』
って俺の思いはそんな感じやったわ
まぁそれでも
諦めたらほんまに終わりや!
また楽な方行ってまう…足掻くしかない
『更生』の深い意味は分からないまま
俺なりの生き方で答えを出した
オカンやオヤジ
嫁の家族やおばあちゃん
初めは信用もない目で俺を見て
話をしてた
それが『頑張ってるんやな』
って変わったのはいつやったんやろ?
でもなぁ
年に2回手紙のやり取りする温情刑事
定年になって退職してもハガキくれる
『真面目にやりよるんか?』
って言葉だけ…
この人らには
なかなか信用してもらえないんやろなぁ
諦めと希望の間で立ち尽くすからな
まぁそれでも続けないとアカン
俺が失った物はいっぱいあったが
取り戻せなかった
取り戻すつもりはない
帰ってこないからな
追いかけても逃げるだけ
だから新しく手に入れるしかない
『普通の生活』をする為に
どれだけしんどかったか?
頑張れよ!って裏に透けてる疑いの目や
立ち直れよ!って簡単過ぎる他の声
懲役生活はみんなの税金で
のんびり何も考えなくて過ごしてだけど
長い月日入ってたら
出てからの方が懲役より
しんどかった時あるもんな
『更生』って言葉
社会が押し付ける『更生』
2度と悪させずに真面目に働いて
納税して静かに暮らす事かな?
自分が選ぶ『更生』
社会の為やなく自分が生きやすくする為に
どう変わるか?
更生の定義を他人が決めてたら
一生更生なんて出来へんわ
無理かどうかは俺が決める
俺は『普通に暮らす事を選んだ』
って今日はリクエストシリーズで書いていて
真面目に思った事を書いたんやわ