会社のイベントではないですが、

竹の笹が入口近くに置いてあり

長い事を記入する大人としては

なかなか無いイベントでした。

 

子供の頃に、書いた記憶も今となればない。

でも、どこかのタイミングでは書いてたんやろうな。

 

ちなみに昨年も書いた。

真面目に書いてる人

会社のこと書いてる人

世界中のこと書いてる人

自分自身のこと書いてる人様々でした。

 

七夕は中国だったかな?

向こうの話だったと何かで見たことがあった。

 

純粋に短冊に願いを込めて

書いていた頃に一度戻ってピュアな気持ち

で書いていたの味わいたい。。。

 

ちなみに今回は

『いろんな事に、我慢していきたい』

と当たり前の事を

書いていますが、みんなの前なので自分自身追い込みました。

 

どこまで我慢できるか???ですね

 

 

この話は実話です。

自分が人助けしたつもりが殺人未遂で逮捕され、

その時の思いや

葛藤や心境や信念など赤裸々に語ってます。

 

良かったら一度読んでみてください。

続きの話になってますので、初めから時間ある方見てください。

 

*前回までのストーリー

女を助けて殺人未遂で起訴された。助けた女にも

『関わりたくない』等言われて

葛藤の中生活。

初公判も終わり、拘置所に移送日が決まった。

そこへ、刑事の

温かい言葉と温もりが心に残った・・・・・

 

 

●午前中に拘置所に着き、

『びっくり箱』と呼ばれる

電話ボックスくらいの大きさの箱に入られ

そこで昼ご飯。

 

警察署は、白飯だったが、拘置所からは

麦飯に変わる。

久しぶりの麦飯。匂いが臭い。。。。。 

食欲が失せる。

 

オカズだけ食べ、名前が呼ばれるまで

延々と待ち・・・・

全くすることがない。

視界も足元くらいしか見えないので、音で何をしているのか

想像することしか出来ない。

初めての拘置所ではなかったので、大体することは

わかっていた。

 

呼ばれるまで寝ていた。時間つぶしがそれしかない。

やっと呼ばれて、自分の番号を言われ、荷物の検査、身体の検査した。

刺青の絵柄や、特徴的な傷など・・・

 

当然パンツ下ろして検査。

 

肛門の中にガラス棒を少し入れられるのが恥ずかしい。

でもそれを何十人も検査してる刑務官は嫌すぎるよな。。。

 

一通り検査終わり、またボックスに入り待機。

いつになるかわからない待機。終われば終わりってやつ。

 

全員が終わり、呼ばれた順に並ぶ。

皆、顔がこわばってる。

今から新しく生活する部屋に

行くんやから。。。

ハズレの部屋なら地獄やかな。。。

 

シーツ配られ、それに房内に持って入れるモノを

風呂敷みたいに

まとめ入れる。

さあ、いよいよや。

 

『前に進め!!』

オヤジがクソでかい声で号令し進んだ。

 

歩いて、止まり1人入れられ、また歩く。

残り3名ほどになった。

 

そろそろやろうと思った時に、番号言われた。

 

『ここか!』心の中で想い少し気合入れた。

ガチャと鉄扉の鍵の音が舎に響いた。

 

『今日からや!仲良くせえよ』オヤジはそれだけ。

 

『お願いします!』

と頭を下げ挨拶し中に入った瞬間に

鉄扉が無情に閉められた。

 

顔を上げると、皆の視線が集中。

斜に構え無愛想にしてる奴もいる。

『誰や?』

『どんな奴や?』

『罪名なにしたんや?』

今、こいつらは俺を吟味している。

平常心では、なかなかいられない。

弱い心だと潰される。

メンタル弱い奴は、この生活しんどすぎる。

強い心と気使いがなければ潰れる。

 

だから、

ここに来た時には強さのピークを上げていた。

 

『一騎当千』

留置で読んだ本に載ってた話。

 

一人の騎馬武者が千人の的に対抗できるほど強い。

 

この気持ちで拘置所に行こうと思ってた。

だから、今どんなに睨まれようが、吟味されようが

偉そうに言われようが気持ち的には関係ない。

 

『なんや?お前ら全員かかってこいや』

これくらいの強い信念を抱いて、今ここからクソ野郎との

大人数の共同生活が始まった。。。。

 

 

~続く