子供が上履きを持って帰ってました。なんで中で履くのにこんなに

汚れるん?って不思議なくらい汚かったです。

ついでに運動靴と自分の安全靴も綺麗に。。。

 

ウタマロ石鹸と洗濯洗剤でゴシゴシ洗って、見違えるくらい綺麗になり

自己満足で干してました。

 

夕方、乾いてるの確認しにいくと何やら違和感!!

 

洗って真っ白になったはずが、黄ばんでる!!

 

なんでや??嫁に言うたら、太陽に直接当てたらいつも黄ばむらしい。

 

みんなどうやって、白くしてるんでしょう?

 

この話は実話です。

自分が人助けしたつもりが、殺人未遂で逮捕起訴されました。

その時の思いや、心情、葛藤など赤裸々に語ってます。

 

いつか、同じような環境で育った人や、やり直したい人に伝えたいです。

 

良かったら初めから読んで頂くと、わかりやすいと思います。

よろしくお願いします。

 

*前回までのあらすじ

 

強姦された女を助ける為に、男に暴行し制裁の為にナイフで刺す。

助けた女は、今後、俺たちに関わりたくない旨を言ってる。挙句の果て、

裁判での協力も拒否。。。孤独の中、刑事の一言で報われた。。。。

そして、留置に新しい奴が来て・・・・制裁!!

 

●『もうええ!!離れて~!!動くなよ!!』

房内に看守たちが入ってきた。演技して、看守たちをシバいて鍵を奪う事も

可能なので暇な刑事課の刑事たちが応援にきた。

 

『どないしたんや??』『大丈夫なんか?』

 

第一声の声は俺に向けてでしたが、

その後の、『大丈夫?』はカスに向けて言ってた。

 

前と同じ様な状況。

 

『恐怖で嫌がってる顔に興奮するんですよ~よく締まるし・・』

 

顔面蹴って、踏みつけるのは躊躇なかった。

 

その後、俺も強姦魔刺してここに来たこと伝えた。

恐怖で放心状態になってたけど、自業自得やない?

 

まだ、犯罪者の前でこれで済んだんやで。

被害者の彼氏や、家族の前で聞こえるように言ってたら、

殺されてもしょうがない。

 

他人の俺が聞いていても虫ずが走った。

 

止められて、落ち着けって言われたけど、

焦ってもなかった。

ただ、俺もこいつも運が悪かった。

 

お互いが、違う房に居てたら、聞くこともなかったし、こんな結果に

ならなかった可能性はある。

 

当然、引き離されて俺は、担当刑事課に連れて行かれ、ヤツも連れて行かれたんやと思う。(先に俺が連れて行かれた)

 

『何があったんや?』刑事に聞かれ、

 

『何回も強姦で捕まって

それを自慢ぽく言ってきて、挙句の果てに、恐怖で嫌がってる顔に興奮するんですよ~よく締まるし。。。って言ってきたから・・・シバイた。』

『クソすぎるやろ。身内の前なら殺されてるぞ!!』

 

『相手が悪かったな~お前の前ではそれは言うたらあかんかったな』

 

刑事も、殺人未遂の方は起訴されて終わっているので、このイザコザの経緯と俺の気持ちは想像してくれたみたいやわ。

 

実際に、犯罪者の中でも、変わった奴もおる。性根から腐ってる奴は

すぐに死刑でもええくらいや。

 

何が恐怖で嫌がってる顔が興奮する?


俺に顔面蹴られて、踏まれた時の

お前の怯えた顔。


俺は見ても興奮すらしなかった。


ムカデが家の中とかに入ってきて、

叩き殺すのと同じ様な感覚やったわ。


害虫駆除。逆に喜ばれる行為や!


刑事とそんな会話して、少し時が過ぎた。


『取り調べ違うんやから、もうええやろ?

終わりでええか?』

聞いたら


『もう、暴れんといて頼むわな』

と言われ房に帰った。


奴の姿は見当たらなかった。