今、毎日普通に過ごせています。意識的に過ごしてます。

周りの信用もだいぶ得ました。仲間も増えました。

なかなか、とても時間かかりました。する事は昨日と変わらない一日ですが

これが幸せの部類なんだろうと思います。

 

この話は過去の実話です。ありのままの心境や思い書いています。

不快になる方もいると思いますが、何か感じていただけたらって思っています。

 

時系列で書いていますので、続きのストーリーになっています。

気になる方いれば、時間あるときに初めから目を通して見てください。

 

*前回までのあらすじ

 

強姦された女の子を助けるために動いた。制裁のためにナイフで刺し逮捕

強姦された女は釈放。刺した相手は入院。共犯の相棒は別の警察署。

女の方にも弁護士が付いて、今回のは事件にしない。

被害男性と示談勧めていると言う・・・

俺らは?・・・・

 

 

●拘留生活は時間はたくさんある。普段考えないようなことでも考えたり

見つめ直す時間たくさんある。

中にいるから何もできないくせに、余計なことまで考えたりしていまい、おかしくなる奴もいた。

 

仲間?だったと思っていた女。あの日、俺たちに言っていた事は本心だと思っていた。

だから代わりに動いた。強姦したクソ野郎はどうでもよかった。ヤリ逃げやヤったもん勝ちみたいな所あるし、反省すらしてなかった。

 

どうなるのか自分でも分からん・・・・

 

朝の運動でタバコ吸っていたら『おはようございます』って横に座ってきた奴がいた。

『自分も殺未(殺人未遂)なんです。同じですね。何年位いくんですかね?』

『切ったり、刺したりしたんですか?』』笑顔で言ってきた。

看守たちの目が光っているので、タバコとヒゲだけ剃って適当に会話。

房に帰って聞いたら、話しかけてきた奴は、職場で嫌なことあって、通り魔的傷害で無差別にしたらしい。

 理由も無しに適当に?

俺よりクズやこいつ。自分が嫌なことあって、他人の関係ない人に仕返しする。

普通に生活している関係のない人を、後ろからとか傷つける。女性や年寄りに。

ほんまモンのカス。関係のない人が痛い思いや、怖い思いするのは理不尽すぎる。笑って話しかけてくる。被害者見たら逆上するでこれ。

こんな奴こそが痛い思いしないと世の中不平等や。この場で殺されても

そこまで誰も何も言わんやろって普通に思った。

 

(俺はこいつと違う。俺は助けたんや。俺はこいつと違うんや。)

 

自分に言い聞かせ自制心を保っていたが、笑った顔で『自分も殺未(殺人未遂)なんです。同じですね。何年いくんですかね?』と言われたら・・・自分の身内がこんな奴にって思ったら殺したくなるわな

 

でも世間一般で見たら、二人共に殺人未遂。同じやわな。

当事者以外は真実見えてないから、俺の言うことも同じやわな。

 

留置場を見渡せば、自己快楽のシャブ中 

金が欲しいから 空き巣や窃盗

マンションのゴミ置き場に火をつけた 連続放火魔

電車の中で痴漢常習の役所の職員

理由は分からないが人を殺めている人

 

色んな罪名の人がいる。外で普通に何もなく生活し続けている人は本当の意味で強い人や。


誘惑やいろんな事から逃げずに堂々と生活している

色んなことがあっても、色んな我慢している。

 

ここは社会のルールに反する人ばかりや。こんな奴らの為、俺を含め刑事処罰がある

 

俺はまだこいつらとは違う。

違うと言い張りたいけど、ここでこいつらと過ごしてる俺には説得力なかった


 

結局は同類なんやろな

 

~続く