初めまして!
これは自分自身が経験した過去の体験です。
伝えたい思いを形にしました。
誰に伝えたいのか?全員ではありません。
このブログは自分自身の成長のために書いています。いつか同じような境遇の人に耳を傾けていただければと思っています。
どん底から普通の生活を精一杯生きてる今。
暇があれば読んでみてください。
よろしくお願いします!!
●私は、妻と子ども3人いてます。
仕事も大型トラックや特殊車両に乗り、世間一般に言われる3K(キツイ 危険
汚い)の仕事を頑張って普通に生活しています。
普通に生活とは、家庭を持って、仕事に励み、毎日同じことの繰り返し。
休みの日は家族サービスなどごく当たり前の毎日。
その普通に生活することが、私自身ができなかったのです。
今現在も、精一杯に普通の生活を頑張って送っています。無意識ではなく
意識的に日々を送っています。
私自身、昔は荒れていました。窃盗したバイクで無免許で暴走行為
自分が強くなったと勘違いして傷害や暴行
当然、親や大人たち世間からは、一歩も二歩も距離を置かれダメ人間って
レッテル貼られていました。
鑑別所や少年院は当たり前のように入り、反省するよりも中の生活で自分自信がどれくらいの強さ、どれくらいの悪さレベル等々を他人と比べ、過去の悪さ自慢をして
出所までの日々を送っていました。
その後は、保護司の方に『力が有り余ってるな』と言われボクシングジムを紹介していただきました。正直、基礎練習はしんどいし、殴られれば痛いし腹もたつ。殴っても、避けらる。何も良くなかったです。
それでも、友達と行っていたので嫌々ながら行っていましたが、数ヶ月程で少し形になってきて会長に褒められました。
不思議な気分でした。体が熱くなりました。
今までの人生で、人を殴ってたら傷害罪や暴行罪で捕まっていました。
調書を取った時も、詳細に時系列で殴った経緯や怪我を負わした経緯を聞かれました。調書の最後は、『反省しています。もう二度とこのような事をしません。』
と気持ちの入ってない文で締めくくりです。
周りの信用も失っていて、信用する仲間は同類レベルの人間。
世間から見たら、煙たがられる部類。褒められることはなく、当然のように陰口や後ろ指さされ生活していました。色んな者に、反抗して、助言や注意や心配されても
素直に受け入れることが出来ませんでした。
保護司の方に紹介されたボクシング。
軽い気持ちと、強くなればモテる。って甘い考えで始めたボクシング。
現実は違ってました。
見た目が、気の弱そうな奴。いわいる真面目くん。ジムの中にいました。
スパーリングさせてもらいましたが、全く敵いませんでした。
ボコボコでした。現実がこれです。
当然、彼らは一生懸命に目標をもって練習していました。自分たちより長い期間ジムに在籍していました。見た目で勝てると思っていた自分。
現実を知ってからは、基礎の練習を頑張り、意地だけで他の人の練習に食らいついて行きました。ど素人の人間に教えても、簡単にいい動きできるはずもなく、当たり前の様に怒られてました。教える人間からしたら、教えた通り動いて欲しいですが、当然無理ですよね。そんな日々が続いていました。
少しづつ、形になりミットの音も気持ちいい音が響くようになりました。
普通の汗臭いしんどい練習。『お前、ミット受けたるわ』と突然声をかけられました。言われたことの練習。舌打ちしながら基礎練習の反復。ため息付いて反復。睨んで反復。繰り返し同じこと。
『前と別人やん!!練習したから上手くなったなぁ』って笑顔で言ってくれた。
心に素直に入ってきました。その後も、グローブ付けて殴って褒められる。
リングの中で、キチンとルールがある中ですが、褒められたことが嬉しかった。
素直に嬉しかった自分は、友達や、ジムの人たちと切磋琢磨して練習し、
この時には、みんなとの距離も縮まっていました。
あの、真面目くんにもいつの間にか『がんばれ~!!打て!右!!』とかお互いに言ってしまう仲になりました。
ここで目標ができました。プロになりたい。
人に注意されれば逆ギレし、ルールを守らない者がかっこいいと思っていた過去。
しんどかったら諦めて、『ダルっ』『めんどくさ』が当たり前の過去。
逃げて楽な所に避難。同じレベルの人間で慰め合い。そこで満足。
それでもその時は、満たされていた。
でも、目標が出来たことで、少し先の見え方や練習に対する考え方、何のための練習か?
今までと違って可能性がある夢を持つことができました。
努力することを覚えました。続ける忍耐力を覚えました。
継続すれば力になること覚えました。周りに連れ以外の人が増えました。
変われる事も覚えました。
仕事しながら、ジム通って、遊んで生活していた中
ある事件が起きてしまいました。
~続く