2016年に所属事務所を移籍してから露出が減っていた女優の井上真央(32)の本格復帰が近そうだ。10月19日からはNHKの連続ドラマ「少年寅次郎」に出演する。映画監督の山田洋次氏が少年時代の寅さんを描いた小説「悪童小説寅次郎の告白」を映像化したもので、井上は悪ガキ寅次郎の育ての母・車光子役を演じる。
事務所移籍から約3年……井上は女優業活動を本格的に再開させようとしている。
「タレントが所属事務所を移籍すると、その後は2年ほど仕事をセーブするのが芸能界の慣習とされてきました。在京キー局もそのあたりは、あうんの呼吸で理解していて、15年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主演以降、井上をキャスティングしようとする局は少数でした。昨年9月に出演したドラマ『乱反射』も名古屋のメ~テレの制作です。これはあくまでローカル局の制作ということで、出演が黙認されたレアケースと解釈していいでしょう」(テレビ局関係者)
さらにキー局が井上のキャスティングに尻込みしたのは、嵐・松本潤(35)との交際報道の影響もあったようだ。
嵐は言わずと知れたジャニーズ事務所の人気グループ。しかも松本はセンターに立つ人気メンバーだ。交際発覚時のメリー喜多川副社長の怒りは半端ではなかったといわれるが、井上の前の所属事務所の社長がメリー副社長と親しく、2人の交際の緩衝材みたいな役割を果たしてきたようだ。
それでも「結婚」は正式に認められず、少しでも松本との交際を前進させたい井上は、前所属事務所の社長と衝突し、ついに事務所を移籍してしまった。
それによって松本との交際に障壁が取り払われたかに見えたが、緩衝材がなくなったことで、かえってゴールの着地点が見えなくなってしまった。これが破局説の根拠となっていた。
そんな井上に援軍が現れたのが2017年1月のこと。井上が尊敬する先輩女優の岸本加世子(58)が、移籍先の事務所に加入した。
岸本は20歳の時に落語家の春風亭小朝との結婚が報じられたが、最終的に破局した過去がある。岸本は自らの体験をもとに、人気芸能人同士の結婚の難しさについて井上にアドバイスしたという。それによって、井上は精神的に随分と励まされたと聞く。
それから2年以上が経過してようやく風向きも変わり始めた。
「井上と松本は破局説が流れていましたが、はっきりしたことは分かっていません。今もお互いに連絡を取り合うことはあるようで、完全な没交渉状態ではないそうです。今年1月に『嵐』の来年いっぱいの活動休止も発表されたこともあり、100%不可能とされてきた結婚に一筋の光が差しました」(芸能プロ関係者)
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)
(日刊ゲンダイDIGITAL(livedoor NEWS)より)
事務所移籍から約3年……井上は女優業活動を本格的に再開させようとしている。
「タレントが所属事務所を移籍すると、その後は2年ほど仕事をセーブするのが芸能界の慣習とされてきました。在京キー局もそのあたりは、あうんの呼吸で理解していて、15年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主演以降、井上をキャスティングしようとする局は少数でした。昨年9月に出演したドラマ『乱反射』も名古屋のメ~テレの制作です。これはあくまでローカル局の制作ということで、出演が黙認されたレアケースと解釈していいでしょう」(テレビ局関係者)
さらにキー局が井上のキャスティングに尻込みしたのは、嵐・松本潤(35)との交際報道の影響もあったようだ。
嵐は言わずと知れたジャニーズ事務所の人気グループ。しかも松本はセンターに立つ人気メンバーだ。交際発覚時のメリー喜多川副社長の怒りは半端ではなかったといわれるが、井上の前の所属事務所の社長がメリー副社長と親しく、2人の交際の緩衝材みたいな役割を果たしてきたようだ。
それでも「結婚」は正式に認められず、少しでも松本との交際を前進させたい井上は、前所属事務所の社長と衝突し、ついに事務所を移籍してしまった。
それによって松本との交際に障壁が取り払われたかに見えたが、緩衝材がなくなったことで、かえってゴールの着地点が見えなくなってしまった。これが破局説の根拠となっていた。
そんな井上に援軍が現れたのが2017年1月のこと。井上が尊敬する先輩女優の岸本加世子(58)が、移籍先の事務所に加入した。
岸本は20歳の時に落語家の春風亭小朝との結婚が報じられたが、最終的に破局した過去がある。岸本は自らの体験をもとに、人気芸能人同士の結婚の難しさについて井上にアドバイスしたという。それによって、井上は精神的に随分と励まされたと聞く。
それから2年以上が経過してようやく風向きも変わり始めた。
「井上と松本は破局説が流れていましたが、はっきりしたことは分かっていません。今もお互いに連絡を取り合うことはあるようで、完全な没交渉状態ではないそうです。今年1月に『嵐』の来年いっぱいの活動休止も発表されたこともあり、100%不可能とされてきた結婚に一筋の光が差しました」(芸能プロ関係者)
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)
(日刊ゲンダイDIGITAL(livedoor NEWS)より)
