2018年にデビューしてから旭日昇天の勢いで活躍し、いまやジャニーズ事務所の次世代エースとも呼ばれる「King Prince」だが、そのしわ寄せを受けて、仕事が激減しているジャニーズのグループがあるという。先輩グループの「Sexy Zone」だ。
「King Princeを使ってほしい」
テレビ局関係者が証言する。
「1年程前、ジャニーズ事務所から『セクゾの佐藤勝利(しょうり)を使ってほしい』と言われたんです。スタッフがその意向を汲んで、今年に入り、バラエティ番組のゲストにSexy Zoneのメンバーをオファーした。すると今度は『Sexy Zoneではなく、King Princeを使ってほしい』という要望が来たのです」
Sexy Zoneがシングル「Sexy Zone」でデビューしたのは2011年11月16日。中島健人、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡(活動休止中)、マリウス葉(よう)の5人組だ。全員が端整な顔立ちをしており、デビュー当初は“王道アイドル”として将来を嘱望されていた。
2018年夏には「24時間テレビ」(日本テレビ系)のメインパーソナリティーも務めた。
ラジオ番組も“滝沢P推し”のジャニーズJr.に交代
そして、今年に入りさらに雲行きが怪しくなってきた。前出のテレビ局関係者が解説する。
「セクゾが3年間、レギュラーを務めたラジオ番組『らじらー! サタデー』(NHKラジオ第1)を今年3月に卒業したのです。4月からは滝沢秀明氏がプロデュースするジャニーズJr.の人気ユニット『SixTONES』『Snow Man』『Travis Japan』が週替わりで担当することになりました。わかりやすい事務所側のシフトチェンジです。
5月21日には『極限合宿を監視中!! 3日間で人生は変わるのか!?』(日本テレビ系)が放送されましたが、単発の深夜特番です。現在は、グループでの仕事はなく、今後の予定としても、菊池風磨の単独初主演舞台『HAMLET ―ハムレット―』が発表されたくらい。スケジュールの空白が目立ちます」
“王子様キャラ”浸透の中島健人以外は……
Sexy Zoneに何が起きているのか。芸能プロ関係者は「キンプリとのキャラ被りが原因のひとつでしょう」と説明する。
「キンプリとセクゾはグループの平均年齢も近く、メンバーの雰囲気も似ているんです。ただ、キンプリのほうが個々のポテンシャルが高いと言わざるを得ない。セクゾでは唯一、中島健人が『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)のレギュラー出演で“王子様キャラ”が浸透しましたが、それ以外のメンバーの印象は薄い。
キンプリの平野紫耀(しょう・22)は王道アイドルのルックスながらも、天然キャラでバラエティ受けがいいし、永瀬廉(20)も関西Jr.出身でトークが好評。2人はファッション誌『ViVi』の恒例企画『国宝級イケメンランキング』(2019年上半期)では1位と3位に選ばれています。また、ジャニーズJr.時代から『国民的彼氏』の異名をとる神宮寺勇太(21)、“愛されポンコツキャラ”の岸優太(23)、“甘えん坊弟キャラ”の髙橋海人(20)など、メンバー全員の個性が際立っている。事務所関係者は『世界のキンプリにする』と息巻いています」
精神的に追い詰められているSexy Zone
「マリウスもそろそろ限界です。アイドルをやっている自分は本当の自分ではないと、彼はずっと悩んでいます。昨年の『24時間テレビ』が終わった後、『ジャニーズを辞めたい』と泣きながら関係者に訴えたのは、事務所の中でも話題になりました。
菊池、中島、佐藤も苛立ちを抑えられないようで、昨年末から今年にかけて、自分のポジションをハッキリさせてほしい、と事務所の人間に不満をぶつけていた。本人たちは必死なのでしょうが、菊池と中島などは態度が悪いと幹部から怒られたこともある。特に、菊池はかなり不機嫌でした」(ジャニーズ事務所関係者)
(「週刊文春」編集部/週刊文春)
(Rakuten Infoseek WOMANより)
「King Princeを使ってほしい」
テレビ局関係者が証言する。
「1年程前、ジャニーズ事務所から『セクゾの佐藤勝利(しょうり)を使ってほしい』と言われたんです。スタッフがその意向を汲んで、今年に入り、バラエティ番組のゲストにSexy Zoneのメンバーをオファーした。すると今度は『Sexy Zoneではなく、King Princeを使ってほしい』という要望が来たのです」
Sexy Zoneがシングル「Sexy Zone」でデビューしたのは2011年11月16日。中島健人、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡(活動休止中)、マリウス葉(よう)の5人組だ。全員が端整な顔立ちをしており、デビュー当初は“王道アイドル”として将来を嘱望されていた。
2018年夏には「24時間テレビ」(日本テレビ系)のメインパーソナリティーも務めた。
ラジオ番組も“滝沢P推し”のジャニーズJr.に交代
そして、今年に入りさらに雲行きが怪しくなってきた。前出のテレビ局関係者が解説する。
「セクゾが3年間、レギュラーを務めたラジオ番組『らじらー! サタデー』(NHKラジオ第1)を今年3月に卒業したのです。4月からは滝沢秀明氏がプロデュースするジャニーズJr.の人気ユニット『SixTONES』『Snow Man』『Travis Japan』が週替わりで担当することになりました。わかりやすい事務所側のシフトチェンジです。
5月21日には『極限合宿を監視中!! 3日間で人生は変わるのか!?』(日本テレビ系)が放送されましたが、単発の深夜特番です。現在は、グループでの仕事はなく、今後の予定としても、菊池風磨の単独初主演舞台『HAMLET ―ハムレット―』が発表されたくらい。スケジュールの空白が目立ちます」
“王子様キャラ”浸透の中島健人以外は……
Sexy Zoneに何が起きているのか。芸能プロ関係者は「キンプリとのキャラ被りが原因のひとつでしょう」と説明する。
「キンプリとセクゾはグループの平均年齢も近く、メンバーの雰囲気も似ているんです。ただ、キンプリのほうが個々のポテンシャルが高いと言わざるを得ない。セクゾでは唯一、中島健人が『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)のレギュラー出演で“王子様キャラ”が浸透しましたが、それ以外のメンバーの印象は薄い。
キンプリの平野紫耀(しょう・22)は王道アイドルのルックスながらも、天然キャラでバラエティ受けがいいし、永瀬廉(20)も関西Jr.出身でトークが好評。2人はファッション誌『ViVi』の恒例企画『国宝級イケメンランキング』(2019年上半期)では1位と3位に選ばれています。また、ジャニーズJr.時代から『国民的彼氏』の異名をとる神宮寺勇太(21)、“愛されポンコツキャラ”の岸優太(23)、“甘えん坊弟キャラ”の髙橋海人(20)など、メンバー全員の個性が際立っている。事務所関係者は『世界のキンプリにする』と息巻いています」
精神的に追い詰められているSexy Zone
「マリウスもそろそろ限界です。アイドルをやっている自分は本当の自分ではないと、彼はずっと悩んでいます。昨年の『24時間テレビ』が終わった後、『ジャニーズを辞めたい』と泣きながら関係者に訴えたのは、事務所の中でも話題になりました。
菊池、中島、佐藤も苛立ちを抑えられないようで、昨年末から今年にかけて、自分のポジションをハッキリさせてほしい、と事務所の人間に不満をぶつけていた。本人たちは必死なのでしょうが、菊池と中島などは態度が悪いと幹部から怒られたこともある。特に、菊池はかなり不機嫌でした」(ジャニーズ事務所関係者)
(「週刊文春」編集部/週刊文春)
(Rakuten Infoseek WOMANより)
