令和の御世に囁かれる「 #SMAP 再結成」その時期とキーマンは | 鳥海山(出羽富士)の写真

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「2020年にまた5人が再集結する」――。平成最大のアイドルグループSMAPの動向が、時代を超えて取り沙汰されている。
16年の解散劇は、経済効果が636億円だったとの数字が報じられた。平成を総ざらいする特集では、日本音楽著作権協会(JASRAC)が最も著作権使用料の分配額が多かった楽曲としてSMAPの「世界に一つだけの花」だったと発表した。期間限定のイベントであれ何であれ、元メンバー5人が同じステージに登場すればファンは歓喜し、興行としても盛り上がるに違いない。では、復活の日があるとするならば、いつ、どんなタイミングなのだろうか。
■キーマンは東京五輪の演出家
「やはり来年、20年という見方はあります」と、ジャニーズ担当の芸能記者がこう言う。
「ファンが期待を込めて注目しているのが、東京五輪とパラリンピック開閉会式の演出陣のひとり、CMディレクターの佐々木宏氏です。佐々木氏はソフトバンクの『白戸家』シリーズなど、人気のCMを数多く手掛けており、ビートたけしと木村拓哉が秀吉と信長役で共演したトヨタ自動車のCMなど、SMAP関連も少なくない。パラリンピックは応援サポーターがSMAPで、解散後はジャニーズからの独立組、稲垣と草磲、香取の3人組が引き継いでいます。開閉会式どちらかのイベントに、中居と木村がサプライズ登場するというのは、あるかもしれませんね。いろいろあったけど5人揃えば、ハンディキャップに負けず、頑張れば夢はかなうんだというアピールになるし、再集結の場所としてこれ以上はないという絶好の機会とも言えるでしょう」
 元メンバーたちの再集結へのハンディといえば、ジャニーズからの独立を直前で思いとどまり、残留を決断した木村と独立3人組との間に横たわるわだかまり、確執があるだろう。
■残留組・中居正広からの秋波
 やはり残留となったリーダー中居正広は、今年に入ってからメンバーとの再会を思わせるメッセージをテレビで送ったり、SMAP時代の思い出を振り返ったりしている。このあたり、しばしば週刊誌が特集しているが、再結成をにおわせながらジャニーズとの関係も崩さない二枚舌だとして、中居に批判的な意見が多い。
「解散騒動のとき、中居が独立を諦めたのは、SMAPの楽曲全曲の権利をジャニーズが押さえていると知ったからです。つまり、独立と同時に歌えなくなる。独立を牽引した元チーフマネジャーらの段取り不足に『何やってんの』と吐き捨てたという話もありました。それでも『新しい地図』に合流する目もなくはないかもしれませんが、デメリットばかりです。いま民放で中居の持っている冠番組、レギュラー番組はジャニーズに所属していてこそのものですから、独立と同時にすべて終わってしまいます。中居側に立った言い方をすれば、そういう苦しい事情に縛られていても、それでもSMAPへの思いは捨てきれないでいるということです」
 木村は木村で、ジャニーズのソロのタレント、俳優として、映画やバラエティー、CMに出演しているが、たもとを分かったSMAP時代の仲間のことをきれいさっぱり忘れたと割り切っているのだろうか。
■ビジネス的に「夢よもう一度」
「騒動で険悪になった香取との仲を稲垣にとりなしてもらったとか、元メンバー同士、解散後も交流はいろいろあるようです」と、某週刊誌の芸能デスクは言う。そうしたなかで、再集結、さらには復活、再結成の可能性はあるのか。ある芸能プロデューサーはこうみる。
「ビジネスとして、彼ら5人と関係者にSMAPの冠がまた必要になったときがタイミングでしょう。独立3人組の『新しい地図』は映画やCMに出演していますが、テレビの地上波からは完全に消えた。3人で出た映画『クソ野郎と美しき世界』は全国の上映館と動員数でいうと、観客は1日50人もいなかったというのですから、今は良くても将来安泰とはとてもいえない。ジリ貧のまま手をこまねくことはないでしょうから、安室奈美恵の引退興行の大成功や、彼らの後輩の嵐の活動中止興行にならい、何かアクションを起こして失地回復を狙うのはどうかという声が関係者からも湧き上がっていくと思います」
(日刊ゲンダイDIGITAL(livedoor NEWS)より)