遅咲き俳優の高橋一生(38)がテレビ朝日系主演ドラマ「東京独身男子」(土曜23時15分~)の主題歌「きみに会いたい-Dance with you-」で歌手デビューする。ロック界の大ベテラン、エレファントカシマシの宮本浩次(52)がプロデュースすることもあって、初回(4月13日)放映前から関心が高まっている。
もちろん、いくら大御所に依頼し楽曲が良かったとしても、肝心の高橋の歌がダメなら元も子もない。だが、それも杞憂に終わりそうだ。というのも、高橋は15年に出演した「スタジオパークからこんにちは」(NHK)で生歌を披露し女性ファンを魅了。大いに話題を呼んだ実績があるからだ。
他にもある。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」のコンサートでは、観衆を前に藤井フミヤ(56)とデュエット。さらには今回タッグを組む宮本率いるエレカシのトリビュートアルバムでは、東京スカパラダイスオーケストラをバックに名曲「俺たちの明日」を熱唱するなど、プロのお墨付きも得ているのだ。
■試される高橋一生の本気度
音楽歴30年以上に及ぶ宮本は、意外にも初の楽曲提供。昨年末の紅白歌合戦では椎名林檎(40)とデュエット出場したのは記憶に新しいが、硬派なアーティストとして知られる存在だ。それだけに今回のプロジェクトは意欲的といえそうだが、果たして成功するのか。
コラムニストの桧山珠美氏は、「高橋はプロのバンドマンである弟(安部勇磨)がいることもあって音感も歌声も確かなものを感じる」と評価した上でこう続ける。
「実は“歌手デビューする俳優にロクなのはいない”とも思っています。かつての藤木直人がそうであったように、話題性ありきで中途半端になりがちだからです。『暴れん坊将軍』の松平健しかり、『水戸黄門』の里見浩太朗しかり、むかしから主題歌を歌う俳優はいます。綿々とした商法でもありますが、先の2人の場合は日常的に芝居と歌謡ショーをこなす舞台俳優で、演技同様、歌もお家芸なんです。“テレビ俳優”に同じクオリティーを求めるのは酷ですが、仮に片手間仕事になれば高橋本人にとってもいいことではないでしょう」
もっかCDデビューを含め、今後の歌手活動について「先は考えていません」と控えめな姿勢を見せている高橋。(日刊ゲンダイDIGITAL(Rakuten Infoseek News)より)
もちろん、いくら大御所に依頼し楽曲が良かったとしても、肝心の高橋の歌がダメなら元も子もない。だが、それも杞憂に終わりそうだ。というのも、高橋は15年に出演した「スタジオパークからこんにちは」(NHK)で生歌を披露し女性ファンを魅了。大いに話題を呼んだ実績があるからだ。
他にもある。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」のコンサートでは、観衆を前に藤井フミヤ(56)とデュエット。さらには今回タッグを組む宮本率いるエレカシのトリビュートアルバムでは、東京スカパラダイスオーケストラをバックに名曲「俺たちの明日」を熱唱するなど、プロのお墨付きも得ているのだ。
■試される高橋一生の本気度
音楽歴30年以上に及ぶ宮本は、意外にも初の楽曲提供。昨年末の紅白歌合戦では椎名林檎(40)とデュエット出場したのは記憶に新しいが、硬派なアーティストとして知られる存在だ。それだけに今回のプロジェクトは意欲的といえそうだが、果たして成功するのか。
コラムニストの桧山珠美氏は、「高橋はプロのバンドマンである弟(安部勇磨)がいることもあって音感も歌声も確かなものを感じる」と評価した上でこう続ける。
「実は“歌手デビューする俳優にロクなのはいない”とも思っています。かつての藤木直人がそうであったように、話題性ありきで中途半端になりがちだからです。『暴れん坊将軍』の松平健しかり、『水戸黄門』の里見浩太朗しかり、むかしから主題歌を歌う俳優はいます。綿々とした商法でもありますが、先の2人の場合は日常的に芝居と歌謡ショーをこなす舞台俳優で、演技同様、歌もお家芸なんです。“テレビ俳優”に同じクオリティーを求めるのは酷ですが、仮に片手間仕事になれば高橋本人にとってもいいことではないでしょう」
もっかCDデビューを含め、今後の歌手活動について「先は考えていません」と控えめな姿勢を見せている高橋。(日刊ゲンダイDIGITAL(Rakuten Infoseek News)より)