かつては“お荷物”… #山下智久 が引き寄せた仕事運と信頼 | 鳥海山(出羽富士)の写真

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2月11日(現地時間2月10日)、音楽業界最高峰の「グラミー賞」の様子がWOWOWで放送された。「news zero」(日本テレビ系)のキャスターを務める嵐の桜井翔(37)が現地でリポートし、他の嵐のメンバーも“お忍び”で授賞式を見学したことが一部で大きく取り上げられているが、今回の“主役”が山下智久(33)だったことを忘れてはいけない。昨年まで番組スペシャルゲストを務めた「TOKIO」の長瀬智也からバトンタッチ。山下はジョン・カビラ、ホラン千秋とともに米・ロサンゼルスの人気名所「ステープルズ・センター」から生中継した。
レディー・ガガやマイリー・サイラスら参加者が歩いて会場入りしたレッドカーペットで、山下と桜井の“絡み”も実現。
“海外デビュー”を果たした山下の露出がここに来て急激に増えている。今回のグラミー賞のスペシャルゲストの仕事もそうだが、これが終わるとすぐに4月スタートの連続ドラマ「インハンド」(TBS系)の収録で沖縄へ向かう。昨年は2年ぶりの全国ツアーと、4年ぶりのオリジナルアルバムリリースを発表。今月13日には5年半ぶりとなるニューシングルを発売した。かつてはジャニーズ事務所の“お荷物”みたいな言われ方をしていたのに、今や異例ともいえる“再プッシュ”状態なのだ。
「山下はいずれ元SMAP3人の『新しい地図』が所属する事務所『CULEN(カレン)』に移籍するのではないかとみられていました。カレンの社長が山下の才能を高く評価し、本人も社長を信頼していたためです。ところが、山下の独立はひとまず立ち消えになったと言っていいでしょう。契約交渉は6月ごろから始まる予定ですが、もし山下が契約を延長しないなら、事務所も山下をここまでサポートしないはず。もちろん、事務所プッシュの背景には、昨年公開の山下の主演映画『劇場版 コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―』の興行的な大成功もあったと思います」(芸能関係者)
山下は海外志向が強く、「海外で仕事をしてみたい!」と周囲に漏らしてきたという。実際、たびたび海外へ行って、現地の音楽関係者らとも接してきたそうで、WOWOWの中継を見ていても流暢な英語を話していた。今回、ジャニーズ事務所が山下に与えたグラミー賞の仕事は“慰留工作”のひとつともいえそうだ。これまで、長瀬はスタジオから出てロケすることはなかったが、今回、山下は音楽プロデューサーの楽曲制作の現場を取材したり、ゼッドのビバリーヒルズの豪邸を訪れたりと至れり尽くせりだった。(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)(日刊ゲンダイ(exciteニュース)より)