稲垣と香取がサントリーCM続投、 #草なぎ剛 もヤマサ再登板。ジャニーズの呪縛から逃れた広告業界 | 鳥海山(出羽富士)の写真

鳥海山(出羽富士)の写真

鳥海山(出羽富士)の写真をアップします(冬は休み)。
イベント情報等も随時アップします。ご覧ください。

サントリーのノンアルコール飲料「オールフリー」の新CMに、元SMAPの稲垣吾郎と香取慎吾が続投出演する。16日より全国で放送される新CMは、「ノンアル維新」というテーマだ。
 テーマに合わせ、稲垣と香取は鮮やかな青色の羽織と袴をまとい、オールフリーの美味しさを日本中に伝える志士に扮している。岩の頂に登った稲垣と香取が、オールフリーの缶を掲げて「生きてるーっ!」と叫ぶ姿が印象的だ。
https://youtu.be/WJyRBrFGgCE
今回の新CMで革命の志士に扮した香取と稲垣の姿からは、2016年のSMAP解散騒動後、ふたりが乗り越えてきた逆境を想起せざるを得ない。
サントリーの英断でジャニーズの呪縛から逃れた広告業界
 SMAPの解散を経て、ジャニーズ事務所を退所して独立の道を選んだ稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛の3人。しかし、その見通しは決して明るくなかった。ジャニーズ事務所の息がかかったテレビ各局は稲垣、香取、草なぎをキャスティングすることに二の足を踏み、地上波のテレビ番組から彼らはほぼ姿を消した。
 2018年1月のデイリー新潮が伝えたところによれば、大手広告代理店の電通でも、<元SMAP3人の扱いに関しては、電通内でも役員扱いのアンタッチャブルな案件だった>という。広告業界も、稲垣、草なぎ、香取を“腫れ物”扱いしていたようだ。
 当然、無用なトラブルは避けたい。草なぎはヤマサ醤油の「昆布ぽん酢」のCM契約が2017年6月をもって終了している。しかし、アサヒ食品の「1本満足バー」は草なぎの続投を決定したことで、案件を請け負った電通には<ジャニーズから“今後一切仕事はしません”とクリエイティブ(制作)の担当者が干された>という噂まであるという。稲垣、草なぎ、香取の活動の幅が、大きく制限されたことは明らかだった。
しかし2017年11月、サントリーは「オールフリー」の新CMのキャラクターとして稲垣と香取を起用することを発表。
ジャニーズ事務所の不興を招くというリスクを省みず、大手企業のサントリーが稲垣と香取を起用したことが嚆矢となり、広告業界はこぞって3人を起用し始めた。2018年だけ見ても、稲垣、草なぎ、香取は「ロト6」「ロト7」のCMに出演。また、香取と草なぎはアンファーの発毛剤「スカルプD メディカルミノキ5」のCMで共演したほか、香取は単独でファミリーマートのイメージキャラクターにも抜擢され、まさに引っ張りだこの状態だ。
 さらにヤマサ醤油は、「昆布ぽん酢」の発売20周年を記念し、草なぎ剛を再びCMキャラクターに迎えると発表した。同社は草なぎを「発売以来『昆布ぽん酢』を育ててくれた」存在とし、草なぎ側も「気持ちよくOK」したという。新CMのオンエアは4月10日からを予定している。(wezzy(Rakuten Infoseek News)より)