SMAPに続き嵐というドル箱スターを失うことになるジャニーズ事務所にとって、大きな課題が次世代を担うアイドルグループの育成だ。
「CDやコンサートの売り上げが激減するなか、所属タレントをニュースキャスターにするなどアイドルの多角経営路線にチャレンジしてきた。しかし、しょせんはその場しのぎの策にすぎなかった。ジャニーズの原点はアイドルの育成。苦しい今だからこそ、基本に戻ろうと、所属タレントの人事権を持つ系列会社『ジャニーズアイランド』の代表取締役社長に滝沢秀明が就任した」(事情通)
タッキー肝いりのアイドル育成プロジェクトが立ち上がり、白羽の矢が立ったのが昨年5月にデビューした「King&Prince」(以下キンプリ)。ジャニーズ事務所は総力を挙げてスーパーアイドルグループとして帝王学を授けるべく、日々、特別研修を行っているという。
業界関係者がこう話す。
「研修の目玉は女性やお酒にまつわる“スキャンダル対策”です。この手の話で事務所を解雇されたり、干されたりした先輩の事例を挙げ、担当マネジャーや事務所幹部らが丁寧に解説するんです。メンバーはこの後に質問攻めになる。どうしたらこのスキャンダルは起きなかったか? あるいは未然に防げたか? 起きてしまった場合の対処法は? など。及第点に達しないと何度でも同じ質問が行われるんです」
■リフレッシュ休暇も
さらに注目すべきはアイドルならではの働き方改革だ。
「キンプリから『リフレッシュ休暇』を取ることが可能になるというんです。もちろん仕事が最優先。それでもこのご時世です。半年から3カ月前にテレビ局などに対し、『この期間は休みです』と一斉に通達する。休暇中は生放送を控え、全てVTRで処理をするので、空白期間が生じるわけではない。これまでは売らんがためにスケジュールを度外視して露出にこだわってきたが、嵐の例も起こり得ることがわかった。新たにスケジュール専門のマネジャーを雇うという話です」(芸能プロ関係者)
そんなジャニーズ事務所の期待を背負うキンプリに早速、大きな仕事が内定したという。8月に放送される「24時間テレビ」(日本テレビ系)のメインパーソナリティーだ。
「キンプリの育成を託されたのは日テレなんです。バラエティーでも今後はどんどん露出していく。『嵐にしやがれ』の後枠はキンプリの冠番組が有力候補として名前が挙がっています」(関係者)(日刊ゲンダイDIGITAL(Rakuten Infoseek News)より)
「CDやコンサートの売り上げが激減するなか、所属タレントをニュースキャスターにするなどアイドルの多角経営路線にチャレンジしてきた。しかし、しょせんはその場しのぎの策にすぎなかった。ジャニーズの原点はアイドルの育成。苦しい今だからこそ、基本に戻ろうと、所属タレントの人事権を持つ系列会社『ジャニーズアイランド』の代表取締役社長に滝沢秀明が就任した」(事情通)
タッキー肝いりのアイドル育成プロジェクトが立ち上がり、白羽の矢が立ったのが昨年5月にデビューした「King&Prince」(以下キンプリ)。ジャニーズ事務所は総力を挙げてスーパーアイドルグループとして帝王学を授けるべく、日々、特別研修を行っているという。
業界関係者がこう話す。
「研修の目玉は女性やお酒にまつわる“スキャンダル対策”です。この手の話で事務所を解雇されたり、干されたりした先輩の事例を挙げ、担当マネジャーや事務所幹部らが丁寧に解説するんです。メンバーはこの後に質問攻めになる。どうしたらこのスキャンダルは起きなかったか? あるいは未然に防げたか? 起きてしまった場合の対処法は? など。及第点に達しないと何度でも同じ質問が行われるんです」
■リフレッシュ休暇も
さらに注目すべきはアイドルならではの働き方改革だ。
「キンプリから『リフレッシュ休暇』を取ることが可能になるというんです。もちろん仕事が最優先。それでもこのご時世です。半年から3カ月前にテレビ局などに対し、『この期間は休みです』と一斉に通達する。休暇中は生放送を控え、全てVTRで処理をするので、空白期間が生じるわけではない。これまでは売らんがためにスケジュールを度外視して露出にこだわってきたが、嵐の例も起こり得ることがわかった。新たにスケジュール専門のマネジャーを雇うという話です」(芸能プロ関係者)
そんなジャニーズ事務所の期待を背負うキンプリに早速、大きな仕事が内定したという。8月に放送される「24時間テレビ」(日本テレビ系)のメインパーソナリティーだ。
「キンプリの育成を託されたのは日テレなんです。バラエティーでも今後はどんどん露出していく。『嵐にしやがれ』の後枠はキンプリの冠番組が有力候補として名前が挙がっています」(関係者)(日刊ゲンダイDIGITAL(Rakuten Infoseek News)より)
