27日午後5時の嵐活動休止発表 多方面に配慮した5つの理由 | 鳥海山(出羽富士)の写真

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嵐は27日午後5時に、ファンクラブサイトで活動休止を発表した。なぜこの日時だったのか。グループを取り巻く状況を整理してみた。
 <1>後輩
 当日、東京・日比谷の帝国劇場では、昨年12月にスタートしたKing&Princeの主演舞台「ジャニーズ King&Prince アイランド」が千秋楽を迎えていた。正午に開幕し、カーテンコールは午後4時すぎ。本番中に発表をすれば、キンプリのメンバーやファン、関係者を動揺させるかもしれない。テレビ局関係者は「閉幕を待っての発表になったのは明らかだ」と指摘する。
 <2>取材陣
 午後5時の発表と同じくして、報道各社には午後8時から会見を行う旨のファクスが届いた。当日は日曜日だったが、3時間の猶予があれば人員的な調整がつけやすい。ワイドショー関係者は「突発的な会見の場合、1時間後ということもある。余裕をもってクルーを派遣できた」と話している。
<3>ファン
 櫻井は会見で「時間をかけて感謝の気持ちを伝えていきたい。この決断を理解、知っていただいた上でコンサートの申し込みを受け付けたい」と話した。直接感謝を伝えられるのはコンサート。今年は32公演のドームツアーが組まれている。チケット受け付け開始日が、会見翌日の28日。受け付け終了後の発表となれば、不公平感が生じる。このタイミングしかなかった。
 <4>テレビ局
 活動休止で冠番組が終了するのは確実。テレビ局としては新番組を制作しなければならなくなる。SMAPが解散した際は、発表から番組終了まで約4カ月しかなかったため新番組の調整が難航した。こうしたことを考慮し、休止まで約2年という異例の長期間を設けたとみられる。バラエティー番組の制作担当者は「後番組の企画を練って、出演者を集めていくのは大変な作業。2年あれば余裕を持って新番組を制作できるだろう」と話す。
 <5>CMクライアント
 CMも番組と同様だ。クライアント側は時間的な制限を強いられずに新CMを企画、制作できる。(スポニチ アネックス(Rakuten Infoseek WOMAN)より)