山形県酒田市の鳥海山麓にある湯の台温泉鳥海山荘で夜に行っている、雪の壁に映像を投影し、花火を打ち上げるサービスが宿泊者らから好評を得ている。豊富な雪を生かしたもてなしで、今年は映像制作に酒田市の東北公益文科大の学生が協力した。
同山荘は標高500メートルの場所に位置し、「冬にわざわざ宿泊していただいたお客さまに喜んでもらおう」と、花火は2016~17年の冬から、映像投影は昨シーズンから始めた。週末が中心で、エレクトーンやオカリナのミニ演奏会も同時開催している。
昨シーズンは映像を自分たちで作成したが、今年は公益大の学生団体「Pra(プラ)xis(クシス)」が協力した。学生たちは同山荘近くのそば店で、コーヒーが飲める休憩スペースを開設するなど地域活性化活動に取り組んでおり、映像は3年斎藤翔平さん(21)を中心に、市八幡総合支所や地域おこし協力隊から写真提供をもらいながら制作した。
鳥海山麓の四季の美しい風景や玉簾(たますだれ)の滝などの観光資源、悠々と飛ぶイヌワシの姿、住民の笑顔の写真などを盛り込んだ。山荘のある同市八幡地域の日向地区は公益大生のさまざまな地域活動を支援しており、学生たちは「日向地域への感謝の気持ちを込めた」とはにかんだ。
上映を行った1月13日夜には、レストランのカーテンを開けると雪の壁が大型のスクリーンとなり、5分ほどの短い映像ながら宿泊者から大きな拍手が送られた。花火は家庭用の噴き上げ花火だが、雪に光が反射して夏季より明るく見えるようだ。
映像投影と雪見花火、ミニ演奏会の日時は同山荘のホームページで紹介している。問い合わせは同山荘0234(61)1727。(山形新聞より)
同山荘は標高500メートルの場所に位置し、「冬にわざわざ宿泊していただいたお客さまに喜んでもらおう」と、花火は2016~17年の冬から、映像投影は昨シーズンから始めた。週末が中心で、エレクトーンやオカリナのミニ演奏会も同時開催している。
昨シーズンは映像を自分たちで作成したが、今年は公益大の学生団体「Pra(プラ)xis(クシス)」が協力した。学生たちは同山荘近くのそば店で、コーヒーが飲める休憩スペースを開設するなど地域活性化活動に取り組んでおり、映像は3年斎藤翔平さん(21)を中心に、市八幡総合支所や地域おこし協力隊から写真提供をもらいながら制作した。
鳥海山麓の四季の美しい風景や玉簾(たますだれ)の滝などの観光資源、悠々と飛ぶイヌワシの姿、住民の笑顔の写真などを盛り込んだ。山荘のある同市八幡地域の日向地区は公益大生のさまざまな地域活動を支援しており、学生たちは「日向地域への感謝の気持ちを込めた」とはにかんだ。
上映を行った1月13日夜には、レストランのカーテンを開けると雪の壁が大型のスクリーンとなり、5分ほどの短い映像ながら宿泊者から大きな拍手が送られた。花火は家庭用の噴き上げ花火だが、雪に光が反射して夏季より明るく見えるようだ。
映像投影と雪見花火、ミニ演奏会の日時は同山荘のホームページで紹介している。問い合わせは同山荘0234(61)1727。(山形新聞より)
