国民的アイドルグループ「嵐」が来年いっぱいで活動休止することを27日、発表した。リーダーの大野智が脱退の意向を示し、メンバー5人で話し合いを重ねた結果、グループ活動休止の結論に至ったという。同日行われた会見で大野は「2017年6月中旬ごろメンバー4人に集まってもらって『いったん活動を終えたい』と気持ちを打ち明けた」と説明。
その後「5人で何度も話し合った」と明かし、昨年6月に2020年で嵐の活動を休止することで一致した。一昨年末に解散したSMAPとは違う「前向きな活動休止」と言えそうだが、すべてが美談というわけではない。
「今にして思えば、昨秋からのジャニーズ広報担当者の動きはこの日を見越してのことでしたか」。そう証言するのは週刊誌デスクだ。ジャニーズ事務所は今年に入り、仇敵である「週刊女性」(主婦と生活社)と“手打ち”。このほか、週刊新潮や東京スポーツとも昨秋ごろからジャニーズの名物広報担当者が接触を図り、関係改善を持ちかけていた。
「嵐の活動休止はビッグビジネス。来年12月まで行われるコンサートツアーは全50公演、通算237万5000人の動員を予定している。ベスト盤やライブDVDの発売は確実で、残り2年で嵐が稼ぐ金額は1000億円に迫るとみられている。全マスコミを味方に付け、成功に導きたいのでのしょう」(同)
さらに、前出の広報担当者はジャニーズ内部の“変化“も匂わせていた。スポーツ紙記者の話。
「昨年デビューした『King&Prince』に対するネガティブ報道はやめて欲しいというオーラを出しまくっていました。悪い言い方をすれば、嵐はOKでもキンプリはNG。ジャニーズ新時代はキンプリに託すつもりなのでしょう」
平成時代の終わりとともに、SMAP、嵐で牽引してきたジャニーズ事務所はキンプリに世代交代していくのだろう。(文=田久や)(株式会社サイゾー(exciteニュース)より)
その後「5人で何度も話し合った」と明かし、昨年6月に2020年で嵐の活動を休止することで一致した。一昨年末に解散したSMAPとは違う「前向きな活動休止」と言えそうだが、すべてが美談というわけではない。
「今にして思えば、昨秋からのジャニーズ広報担当者の動きはこの日を見越してのことでしたか」。そう証言するのは週刊誌デスクだ。ジャニーズ事務所は今年に入り、仇敵である「週刊女性」(主婦と生活社)と“手打ち”。このほか、週刊新潮や東京スポーツとも昨秋ごろからジャニーズの名物広報担当者が接触を図り、関係改善を持ちかけていた。
「嵐の活動休止はビッグビジネス。来年12月まで行われるコンサートツアーは全50公演、通算237万5000人の動員を予定している。ベスト盤やライブDVDの発売は確実で、残り2年で嵐が稼ぐ金額は1000億円に迫るとみられている。全マスコミを味方に付け、成功に導きたいのでのしょう」(同)
さらに、前出の広報担当者はジャニーズ内部の“変化“も匂わせていた。スポーツ紙記者の話。
「昨年デビューした『King&Prince』に対するネガティブ報道はやめて欲しいというオーラを出しまくっていました。悪い言い方をすれば、嵐はOKでもキンプリはNG。ジャニーズ新時代はキンプリに託すつもりなのでしょう」
平成時代の終わりとともに、SMAP、嵐で牽引してきたジャニーズ事務所はキンプリに世代交代していくのだろう。(文=田久や)(株式会社サイゾー(exciteニュース)より)
