■酒田北港に第1陣
庄内の冬の風物詩・ハタハタの群れの第1陣が酒田市の酒田北港に到来した。10日は時折雪が舞い、冷たい風が吹き付けたが、酒田共同火力発電西側の岸壁(通称・水路)は、朝からハタハタ狙いの太公望が繰り出した。
ハタハタは海が荒れて水温が下がるころ、産卵のため沿岸に接近する。例年より少し早めの到来で、同市の釣具店フィッシングトミヤマの富山誠一店長(69)は「体長15センチくらいと小さめだが、数は多い」と説明。朝4時に来た鶴岡市稲生2丁目、庄司健弘さん(72)は糸を垂らすと同時に釣れる入れ食い状態で200匹以上釣り上げ、「寒いけど楽しい」と笑顔だった。
日が高くなるにつれ、岸壁には内陸部や県外からの車が増え始め、色とりどりの防寒着に身を包んだ釣り人が50人以上ずらりと並んだ。「空揚げで酒のつまみにする」「しょうゆ漬けにして関東の親戚に送る」など、楽しそうに竿(さお)を動かしていた。
■鶴岡「大黒様のお歳夜」
七福神の大黒天が年を越すとされる「大黒様のお歳夜(としや)」の9日、鶴岡市内の鮮魚店で、子孫繁栄の願いを込めた子持ちのハタハタを焼く作業が行われた。(山形新聞より)
庄内の冬の風物詩・ハタハタの群れの第1陣が酒田市の酒田北港に到来した。10日は時折雪が舞い、冷たい風が吹き付けたが、酒田共同火力発電西側の岸壁(通称・水路)は、朝からハタハタ狙いの太公望が繰り出した。
ハタハタは海が荒れて水温が下がるころ、産卵のため沿岸に接近する。例年より少し早めの到来で、同市の釣具店フィッシングトミヤマの富山誠一店長(69)は「体長15センチくらいと小さめだが、数は多い」と説明。朝4時に来た鶴岡市稲生2丁目、庄司健弘さん(72)は糸を垂らすと同時に釣れる入れ食い状態で200匹以上釣り上げ、「寒いけど楽しい」と笑顔だった。
日が高くなるにつれ、岸壁には内陸部や県外からの車が増え始め、色とりどりの防寒着に身を包んだ釣り人が50人以上ずらりと並んだ。「空揚げで酒のつまみにする」「しょうゆ漬けにして関東の親戚に送る」など、楽しそうに竿(さお)を動かしていた。
■鶴岡「大黒様のお歳夜」
七福神の大黒天が年を越すとされる「大黒様のお歳夜(としや)」の9日、鶴岡市内の鮮魚店で、子孫繁栄の願いを込めた子持ちのハタハタを焼く作業が行われた。(山形新聞より)
