新潟・庄内(山形県)DCへプレ企画 本年度開催「日本海美食旅」 | 鳥海山(出羽富士)の写真

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2019年度の大型観光誘客事業「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン(DC)」を1年後に控え、本年度に行うプレDCの共同記者発表会が29日、新潟市の新潟県自治会館で開かれた。「日本海美食旅(ガストロノミー)」と銘打ち、豊かな食文化に焦点を当て、酒を楽しむリゾート列車の庄内初運行や首都圏での情報発信イベントなどに取り組む。
花角英世新潟県知事、斎藤真幸山形県観光文化スポーツ部次長、高橋正新潟県観光協会長、今井政人JR東日本新潟支社長、雑誌「自遊人」編集長で同DC総合プロデューサーの岩佐十良さんらが出席した。
 キャッチフレーズは「150年の時を越えて。日本海の美食が花開く。」。岩佐さんは「北前船から太平洋側に物流が移り、日本海側が閉じられたことで素晴らしい食文化が残った」と説明し、「料亭文化や在来作物、精進料理など食を通じて地域の歴史や風土、自然を理解する知的な旅を提供する」と話した。
 プレDCの期間は10月1日~12月31日。▽地元の酒と料理が味わえるリゾート列車「Shu*Kura(しゅくら)」の運行▽首都圏での産直市▽レストラン30店舗での特別メニュー提供▽道の駅や観光施設などの周遊スタンプラリー▽日本海美食旅シンポジウム-などを企画する。「庄内Shu*Kura」はJR新潟駅-鶴岡駅間で初めて運行。日帰りと東京駅発着で湯野浜温泉に宿泊するコースを設けている。
 斎藤次長は吉村美栄子知事のメッセージを代読し「鶴岡市が(食文化部門で)国連教育科学文化機関に認定されるなど、庄内の食文化は世界的に認められている。日本酒も国内外で高評価を得ており、美食や美酒をはじめ戦略的に展開していく」と述べた。花角新潟県知事は「村上市のサケ文化や謙信公時代からの健康食などそれぞれ物語を付け、多くの人を呼び込みたい」と意気込みを語った。(山形新聞より)