駒の生産量日本一を誇る「将棋の町」、天童市。藤井聡太四段の活躍で空前の将棋ブームの中、ふるさと納税の返礼品として用意した将棋セットの人気も急上昇。販売業者も「こんなに売れるのは初めて」とうれしい悲鳴を上げる。
同市は日本製の木製将棋駒の生産量9割以上を占める。市内の橋には「王将橋」など駒の名前が付くほか、歩道のタイルが詰め将棋になっている場所も。甲冑(かっちゅう)や着物を着た高校生を駒に見立て棋士が対局する「人間将棋」は春の天童を代表するイベントだ。
商売繁盛や出世の縁起物とされる大型の駒「飾り駒」も名産品。藤井四段のプロ入りが決まった時、記念撮影で手にしていたものも天童産だ。
「息子や孫に贈りたいという人や、将棋を始めたい人が増えている」。市内の将棋駒店「中島清吉商店」にも、注文が殺到し、例年の倍という。
一番の売れ筋は、駒に漆の手書き文字が施された将棋セット(4700円)。店員の中島比登美さん(55)は「藤井四段の影響で将棋を始めた子供たちが腕を上げ、さらに良い駒を求めるようになるかも」と期待する。(山形新聞より)
同市は日本製の木製将棋駒の生産量9割以上を占める。市内の橋には「王将橋」など駒の名前が付くほか、歩道のタイルが詰め将棋になっている場所も。甲冑(かっちゅう)や着物を着た高校生を駒に見立て棋士が対局する「人間将棋」は春の天童を代表するイベントだ。
商売繁盛や出世の縁起物とされる大型の駒「飾り駒」も名産品。藤井四段のプロ入りが決まった時、記念撮影で手にしていたものも天童産だ。
「息子や孫に贈りたいという人や、将棋を始めたい人が増えている」。市内の将棋駒店「中島清吉商店」にも、注文が殺到し、例年の倍という。
一番の売れ筋は、駒に漆の手書き文字が施された将棋セット(4700円)。店員の中島比登美さん(55)は「藤井四段の影響で将棋を始めた子供たちが腕を上げ、さらに良い駒を求めるようになるかも」と期待する。(山形新聞より)