▲写真と本文がいつも関係なくてすみません(笑)
そういえば、我が子が小学生のとき、中学生のダウン症の先輩方をたくさん検索して、どんな学校生活送ってるのかなぁと調べてたので、うちの場合をレポしてみます。
うちの場合は二つ上の姉がいて、地元の二つの小学校が一つの中学校になるので、一年生の半分+三年生の半分もアキラを知ってるという状態での始まりでした。その中間である二年生も直接関わりはないですが、半分はアキラを見たことがある。
ということは、つまりここの中学生の半分は、アキラを既知。
保育所も近隣だったので、小学校では別れたけど、中学校で合流という子もいることを考えたら、まぁ、ざっくり考えて60%はアキラを既知。
ということは、過半数がこっちのもの(謎)。
しかもダウン症あるあるで(かどうかは不明ですが)、ちょっとやんちゃなお子さんにもアッキーはとても可愛がられていました。
これは姉の影響もあると思う。
彼女は真顔で怖がってもいないくせに「女子怖い」と言って、ジェンダーフリーに誰とでも平等に、やんちゃなお子さんとも無意識に付き合っていたので、その弟のアッキーも恩恵を受けたのだと思われます。
彼女は私と一緒に小学校1年生から合気柔術をやってまして、よく男子の手首をひねり上げては「あいつはヤバい」と思われていたようです。
まるで影バンですが、そんな子ではありません。
とても無口で、目標は「目立たないこと」と公言していたただの変人です。
そんな環境だったので、アキラの中学校生活の「新しい友だち」環境は、おそらく「勝ち」から始まりました。
そして入学式。
私が勝利を確信したのは、身長130センチのアキラが真新しい制服に身を包み、いつもと違うとこに行かないといけないのか…と不満げなまま中学校へと向かう道すがら、初めてアキラを見たのであろう、一学年上の女子に「キャー」と黄色い声を受けた時でした。
「なに、あの子、めっちゃ可愛い!やばい。やばい」
と言ってる可愛い女の子A。足がジタバタしてました。
一緒にいた女子Bはアキラと同じ小学校出身だったので、チラリと見て
「ああ、アッキーか」
おはよ~と手を振ってくれる。
良し。私は内心ガッツポーズをしました。
中学生女子の先輩に可愛いと思われたら、中学校生活、勝ちみたいなもんです。
そして二年が過ぎようとしている今でも彼女たちはアッキーをかわいがってくれてるようです。
アッキーも気分が乗らないときは返事しませんし、あからさまにプイと横を向いて、嫌な奴になるときもあるんですが、そんなことは全体の付き合いにおいては、あんまり関係なさそうです。
私はついつい「仲良くしてくれてるんだから」と思うこともありますが、「してくれてる」も変やなと思って、愛想の良さを求める気持ちをぐっと堪え、アキラに任せてます。
とりあえず、小柄であることは、中学生女子ぐらいまでに対しては「メリット」である、ということは言えそうです(笑)
黄色い歓声は、入学後、しばらくあちこちで聞かれました。
アッキー初見者が減っていくにつれ、聞かれなくなりましたが、我が子が「可愛すぎてヤバい」と女子に言われるのはとっても嬉しかったです♪