放課後デイサービスの懇談がありました。

 

放デイ側から見たアキラのポイントと、家から見たポイントの合致みたいなもんですが、やはり外で暮らす彼には彼の世界があるので、家にはない顔があるみたいです。

 

家では甘えん坊ですが、放課後デイサービスではお兄ちゃんだったり、

家では一番身分が下なので偉そうにしませんが、放デイでは(おそらく覚えたての)罵倒言葉を使ったり。

家でも外でも、やっぱりかなりの慎重派で、自分が「できる」って思えないことにはチャレンジしないとか、困ってることを表明できないとか。

表明はずっと目標ですが、今回も目標に入りました。

 

で、高校進学などの話にもなり、どんな就労先を考えているかという話にもなりました。

私に限らず誰しもそうだと思うんですが、直近か、すごーく先のほわっとした将来しか見てなかったので、具体的な就労先についてよりは目の前の進学についてずっと考えてました。

 

でも放デイの先生は、さすがいろいろ見てきた専門家です。

高校卒業の資格を取るか取らないか、

それで変わる就職先の選択肢、

どうやって資格を取るか、

最近の通信制高校の情報、

などなど、いろいろ教えてもらって、めちゃくちゃ役立ちました!

 

私は正直、お勉強ができないアキラに無理して高卒資格はいらんか…と思ってたんですが、将来の選択肢を広げるためには、やっぱり高卒資格は魅力的。

最近は通信制高校も通学型でサポートを受けながら勉強できるところもあるらしい。

(ただし競争率は高い)

先生が言うには、例えば支援学校に行ってから、18歳でもう一度高卒資格にチャレンジするという方もいますとのころ。

 

確かに!

一般に大学行くのと一緒ですよね。もうちょっと学びたいとなったら、あと三年チャレンジしてから就職してもいい。

いいアイデア!

小中学校で就学猶予はできなかったけど、就職猶予はできるということですよね。

 

働かせたくないわけじゃなくて、本当は自分で「この仕事がしたい、できそう」って思ってほしいから、そこまで成長するのを待ちたい気持ちです。

私のテーマは知的障害の子に限らずなんですが「選択肢を広げる」ってことなので、視野に入れたいなーと思ってます。

 

▲アキラが学校で育てたスプラウト。種類不明。。。彼は教えてくれない。