親の介護をしていると、時にはいらだちを

覚える時があります。

 

何回も同じことを訴えます。

病気だとわかっていますから、最初はそれに

素直に答えます。

ここはどこ?

今日は何曜日?

○○ちゃんは、どこ?

今日の新聞はどこ?

私のお金はどこ?

 

とても不安なんでしょうね。

自分自身が分からなくなっているという

不安で、つい人に尋ねる。

 

何回も同じことを繰り返すことになります。

でも、本人はすべてが新鮮なんだと思います。

 

訊かれる方は、

「もう何回、同じこと言ってる!」と、

ついキツイ言い方になってしまいます。

 

相手は病人です。

それが分かっていながら、ゆっくりわかるように

安心できるように話す、また相手の不安が何か

を聴き取る。

これが出来るか、できないかで、同じことの繰り返し

は少しは減少できると思います。

 

これは、相手が高齢者の場合ですが、

普通の方との会話でも、興味ある話題になると

一方的に話す方がおられます。

自分の思いだけを、一方的に。

相手の反応に関係なく、自分の思いだけを

延々話す方もおられます。

 

おとなしく黙って聴くだけの方もいます。

全く反応がなく、これも少し寂しいです。

 

相手が何が言いたいのか?

何をしてほしいのか?

何をわかって欲しいのか?

 

を感じ、その質問をすると、相手は喜んで

答えてくれます。

そうすると、楽しい会話ができます。

良好なコミュニケーションが取れます。

 

これが、傾聴の基本と思います。

 

介護は究極の傾聴です。

本当の傾聴とは何かを学ぶ、良い機会だと、

ありがたく感じる今日この頃です。

 

さて、あなたは、どのくらい傾聴出来てますか?

 

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