一周回ってキンコンが好き。

あ、でもそもそもファンじゃないから紆余曲折を経てキンコンが好き。

が正解。

 

誰?というか何?って感じですが、

お笑い芸人のキングコングです。

とかくこの世はテレビに出ていないとすぐに死亡説が流れるので

多くのテレビ世代にとってキングコングなんてオワコン、というカテゴリーだと思うのですが、

そんなキンコンがなぜに今の私に刺さっているのか。

 

それは、テレビが好き。

そしてお笑いが好きだから。

でも顔芸とか一発芸は好まず、おしゃべりがうまい芸人さんが好きです。

 

え、キングコングっておしゃべり上手だっけ?

はねるのとびらはコントばかりだったし、

小さい方の人はトークはおもしろくなくて、どちらかというと体を張る系じゃなかった?

 

はい。私もそういう認識でした。

ただ最近の大きなムーブメントにより、実はキングコングっておしゃべりが上手なんだという

事に気づかされました。

それはyou tube。

 

最近、あるyou tuberを知ったことをきっかけにyou tuberに特化して良く見るように。

そこで私はyou tube界というものを目の当たりして今までの自分の概念がガラガラと音をたてて崩れていくのに気付きました。

その心境を凄く分かり易く例えてくれた、ある芸人さんが言ったことを書くと、、

 

「僕たち芸人はどこかyou tuberを下にみてるところがある。

そのくせイベントを開くと500人くらいしか人を集めることが出来ない。

でもyou tuberは一万人の人を集め熱狂させることが出来る。

なのに芸人は現実をしらない。

それでも自分たちが人気者だと思い込んでいる。

それが大きな間違い。」

 

この言葉をいち視聴者語で置き換えると

 

「私たち視聴者はどこかyou tuberを下に見ている。

でもいつでもテレビを付けたら見られる芸人さんがイベントを開いてもわざわざ行かない。

だからyou tube村のyoutuberなんてもっと人を集めることは出来ない。

それが現実。

だからよく見ることのある芸人さんの方が人気があると思っている。」

 

こんな感じ?

 

先の芸人さんの言葉はまだ続くのですが、それはのちに私がキンコンを好きになる理由とさらにyou tubeに対する偏見が崩れるのを決定的にした言葉なので

それはまた後で。

 

偶然知ったyou tuberのチャンネルを興味本位で見始めたのですが

広告収入ではあっても番組自体をスポンサー契約をしているわけではないので
視聴者のコメントがダイレクトに番組に反映されたり、

自由度が高い番組作りが出来ることもあって今のテレビにはないおもしろさがそこにはわんさかとありました。

 

最近のテレビは本当に詰まらない、クイズ番組か動物番組か衝撃映像の特番ばかり

もう、テレビは何もおもしろいことはない!オワタ!(大げさ)と嘆いていた私があっという間に

そのとりこになったのは言う間でもありません。

 

そうして素人さん(もはや素人と呼んでいいのかもわかないけど)が作り出す

エンタメの沼にはまりかけていたころ、ふとオススメにキングコング梶原と

人気you tuberの対談の番組が上がっていたのに気づきます。

梶原はyou tuberカジサックとして番組を作っていたのは知っていたし

何度か見たこともありました。

が、どうしても動きの激しいだけのあまりおもしろくない芸人さん、というイメージがあり

そのイメージはその時もずっと持ち続けたままでした。

どうせyou tube界に入ったのもこれくらいなら俺も出来んぜ、くらいの甘い気持ちだろう、と

 

人気you tuberとカジサックの対談。

どんなものかみてやろう。

その時はどちらかというとyou tube側の視点。

カジサックがyou tubeという世界で人気you tuberに対してどんなことができるのかみてやろうくらいの気持ちでした。

 

結果。 カジサック圧倒的勝利。

カジサックの相手の名前は伏せますが、ご本人もしゃべりには自信があるし、

対談は得意。むしろ俺は天才、と自負してる自信家で、もちろんそうだから

登録者数も日本ではトップに入っているのでしょう。

ただ、どう素人目に見てもカジサックの桁違いのトークスキル。

20年近く厳しいテレビ業界でもまれて生きてきただけのことはある。

これがプロとyou tuberの違いなのか、と驚きにも似た感情。

そして梶原、いや梶原さんはこんなにもおしゃべりが上手いのか、、、と衝撃。

後にご本人も言っていますが、

元々ひな壇等で話すのは得意ではなく、

縛りなく自由に話せる場所を作るためにyou tubeの世界に足を踏み入れたのだとか。

 

それからカジサックのチャンネルを改めて見直してみることにしました。

おしゃべりがとても面白かったので、カジサックが同期の芸人さんを呼んで対談をする

番組を中心に見たのですが、やっぱりおもしろい。

相手の芸人さんもプロなので相乗効果でさらにおもしろい。

テレビでの30~40代の芸人さんって上が詰まってるからひな壇とかまとめてどーんな扱いが多いし

テレビの漫才番組って1分半とか短いものが多いので気づかなかったんですけど、

この世代のおしゃべりスキルの高いこと!

you tubeは飽きずに最後まで見てもらうために

だいたい10分くらいの番組を基本として作られるらしいのですが

この対談は20分超がほとんど。

それでも飽きることなく、気づいたら終わってるということの連続。

コメントを見てみるとやはり人気you tuberとの対談から飛んできた人が多いのか

「プロはやはりすごい。」

「早送りしないでずっと最後までみれるなんてさすが。」

という声がずらり。

 

そんな私もそれに深く頷いたいち視聴者。

やっぱりプロは違うんだな。

これって同じ土俵に立ったからこそ浮き立つものだったんだと実感しました。

そうこうしてキンコンがやっているyou tubeチャンネルを発見。

このチャンネル自体は6年くらい前から実は存在していて

私も何度か見たことがあります。

でも、その時はその番組のありがたさが分からなかったんですよね。

人間当たり前に存在してるものにはおざなりになる。

 

最近はその番組の存在は忘れていたのですが

改めておしゃべりの難しさ、

面白ろおかしく話すにはやはりそれなりの経験と

それに裏打ちされたスキルがないとダメなんだと分かってから見ると

まぁ、ビックリ。

毎週キングコングというチャンネルがおもしろい。

そしてそれはおもしろい番組がない、オワター!と嘆いていた私にとってありがたやーのプレゼント。

今は暇さえあれば再生ボタンをポチリ。

 

カジサックは人気の芸人を呼んで再生回数を稼いでいる、との批判があるようですが、

それこそテレビ業界、テレビ信者の驕り。

you tubeの視聴年代層は若いのでそもそも30~40代のタレントを呼んだところで

若者は興味などありません。

むしろ私はカジサックの芸人対談で相手の芸人さんのおもしろさも知ることが出来、

さらに芸人さんってこんなにおもしろいのかー!と再認識することが出来ました。

それってカジサックから入って見ているきっと若い視聴者層にも届いていると思います。

you tubeってすごいな。

 

では先ほどのある芸人さんの言葉の続き。

 

「でも僕たちはyou tuberより絶対的におもしろい。

それは見れば絶対分かるはず。

だから僕はカジサックがyou tubeで頑張るのを応援したい。」

 

 

このある芸人さんとは平成ノブシコブシの徳井さんなのでした。