>配信シングル
>タイトル:何色でもない花
>アーティスト:宇多田ヒカル
>リリース日:2024年 2月 12日
>記事作成日:2024年 3月 15日





聴きました!

2024年3月の、“最近気になったシングル曲を聴いていくシリーズ”、その⑨。
今回は宇多田さん。“月9”の主題歌なんだそうな。
ぼくは今回の曲に、“第3の宇多田”を感じました。



『何色でもない花』
飾りっけの薄い、シンプル(に聴こえる)アレンジ。勿論、実際には凝りに凝ってるんだろうけど。
前半のピアノの音に、なんかドキドキした。特に近年の宇多田さんの音は、簡単に言っちゃうと洋楽っぽいというか…スケール感のある壮大な音というイメージがあったんですが。この曲のピアノは、家のアップライトで弾いてるような気さくさとミニマム感があって(いや実際には良い機材を使ったエレピだとは思うんですけども)。宇多田さん(の音楽)が急にぼくに近づいてきてくれた気がしちゃって、なんかドキドキした(笑)。
シンセなのかな、中盤以降のエッジ鋭いビートが重なって以降のアレンジには、物悲しさを感じる。音が重なって太くなって以降のほうが、なんか切なくて儚い印象を受けました。



そんな、計1曲。

ざっくり分けると活動休止後って言えばいいのかな…洋楽テイストが強くて、“行間を味わう”的な音数の少ないビターなアレンジの宇多田さん。基本的にはその方向を踏襲しているとは思いました。
一方で、分かりやすくキャッチーでアレンジ的にも音盛り盛りな、活動休止前くらいまでのテイストを彷彿とさせる質感もあったように感じるんですよねぇ。それらが混ざり合った、活休前でも活休後でもない、“第3の宇多田”を感じた次第です。

それにしても…ジャケットの雪景色が、息を呑むほど美しいですね。





お気に入りは、
#01 『何色でもない花』





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