>配信シングル
>タイトル:六号線
>アーティスト:オレンジスパイニクラブ
>リリース日:2024年 1月 24日
>記事作成日:2024年 2月 20日





聴きました!

2024年2月の、“最近気になったシングル曲を聴いていくシリーズ”、その⑤。
今回は、オレンジスパイニクラブ。

これはヤバイ…この曲はヤバイ。鼻腔の奥がツンとして、青春が致死量に達する。

ちなみに、『ハコビヤ』なるドラマのエンディングテーマなんだそうな。



『六号線』
ナイーブな…凄くナイーブな曲。触れば崩れるような、そんな脆くて“奇跡的”な瞬間を、奇跡的に歌にパッケージングしたような曲。バンドの音は骨太で、歌声もエネルギッシュなんだけれども、それなのに凄くナイーブに感じる。それはつまり、ぼくの青春時代がとてもナイーブで脆い物だったからなんだろうな(笑)。
ぼくが作った曲じゃないし、ぼくの学生時代なんぞもうずっとずっとずっと昔なのに…大学の頃に住んでいたアパートに続く路地や、バイトしたコンビニの駐車場や、馬鹿騒ぎして怒られた居酒屋や、真夜中に職質された裏道や、ギター抱えて路上ライブの真似事をしたあのペデストリアンデッキなんかが目の前に浮かんで消える。歌詞にそんな情景描写なんてないのに、確かに見えるんだよ…。



そんな、計1曲。

この曲に青春のセンチメンタルを感じるのは、半分は青春時代という特有の時期が放つ特有のものなんだけど…もう半分は、「あの頃にはもう絶対に戻れないんだな」っていう、寂しさに似た感傷なんだと思う。「僕、大人になったんだなぁ」っていう。それがネガティブな感情なのか、ポジティブな感情なのか…少なくとも、後者にしていきたいなとは、思っている。

物分かりの良い大人を日々演じてるのに、そうじゃない部分をくすぐってくるこの曲は、反則です(笑)。

ジャケットもまた、いい塩梅に感傷を誘う。ベーシストさんが撮影したものなんだそうな。
何から何まで、最高の一曲。





お気に入りは、
#01 『六号線』





CDで手元に置いておきたいレベル\(^o^)/
…配信限定作品ですが。













ぼくの、もう1つのブログもご贔屓に!