>配信シングル

>タイトル:たくらんねる

>アーティスト:DOGADOGA

>リリース日:2023年 10月 25日

>記事作成日:2023年 11月 18日






聴きました!


11月の、“最近気になったシングル曲を聴いていくシリーズ”、その⑱。

今回は、(ぼく的に)謎のバンド、DOGADOGAのデビューシングル。まず、“DOGADOGA”と書いて“ドガ”と読むところから意味不明(笑)。

メンバーは5人。plentyの江沼さんと、andymiriのリズム隊お二人(後藤さんは、このバンドではドラムスではなくシンセサイザー)と、サックス等々の渡邉恭一さんと、ドラマーの古市健太さんという布陣。

この曲と『PYG』の2曲同時配信リリースで、デビュー。


ラジオからふいに聴こえてきて、「なんだこの曲は!!!」となりました。




『たくらんでる』

ボーカルラインはラップ的というか、むしろ川柳的といったほうが良いかもしれない…12音前後でひとまとまりになったフレーズが、小気味良くオケに乗っかって聴こえてくる。

サウンドは、とにかく肉感的。端的に言うと、“ドカドカ言ってる”感じ。まとまり感とか、バランスとか、聴きやすさとか、そういうのよりも、ゴツゴツとしていて武骨さが前に来ている、非常に聴き応えがあるサウンド。音源を聴いているというよりも、アンプに直で繋いで演奏しているのを目の前で聴いている感覚です。だから、ライブハウスで“浴びてる”ような興奮を味わえる。

乾いた音のドラムスが気持ちいい。メロディアスなベースに親近感。グラマーなのにヤンチャなサックス。ガレージロックっぽさを感じるギター。演奏陣にもそれぞれ個性があって、個性は強いけど一体感もあって、物凄く良い。グルーヴィ。




そんな、計1曲。


手数や音数が多くて、構成も複雑で、サウンドの質感はとにかくマイルドで…そんな、最近のトレンドとは真逆な曲でした。ゴツゴツしていて男臭く、雰囲気はちょっぴり斜に構えていて、構成はシンプルで。それが、逆に新鮮でした。


これは良いバンドを見つけたぞ。






お気に入りは、

#01 『たくらんでる』






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