>配信シングル

>タイトル:回れよ地球

>アーティスト:20th Century

>リリース日:2023年 11月 1日

>記事作成日:2023年 11月 15日






聴きました!


11月の、“最近気になったシングル曲を聴いていくシリーズ”、その⑯。

今回はトニセン。トニセン…V6の曲は何曲も聴いた事があるけど、トニセンとしての曲は初めて聴いたかも。

大変申し訳ない言い方になってしまうのですが…「トニセンの曲が聴きたい」ではなくて、「レミオロメン藤巻亮太さんが楽曲提供してるから」という理由でチェックさせてもらった次第です。作詞作曲が藤巻さんで、編曲は曽我淳一さんとの事。




『回れよ地球』

軽快であったかい、メンバーさんのキャラクターそのものみたいなポップチューン。

とにかく、メロディラインに藤巻亮太を感じた。例えばサビでは、普通だったら最初のメロディに戻りそうなタイミングでまったく別の展開に移ったりしてて。聴きやすいんだけど一筋縄ではいかない構成が、物凄く藤巻亮太。

でも、じゃあトニセンの3人さんの歌声がマッチしてないのかというとそういう事ではなくて、とてもしっくり来ている。スガシカオさんと川村結花さんによる『夜空ノムコウ』という大名曲がありますが…あれ、スガさんがプロの歌声でセルフカバーしたバージョンも勿論いいんだけど、SMAPの“あの感じ”の歌声だからこそやたら深くまで沁みてくる感覚もあって。それに近いかも。この曲のメロディも藤巻さんが歌ったほうがしっくり来るんでしょうけども、トニセンの皆さんの歌声だからこそ出る味があるというか。

歌詞は、一点の曇りもない応援歌。しかも、ある程度ミドル世代にこそ響くというか。トニセンはそこが“売り”な気がするし、藤巻さんはそれにうまくコミットした歌詞を書いたなぁと思う。




そんな、計1曲。


なかなか良かったっす。

上でSMAPを例に挙げましたが…アイドルの皆さん(この方々が今現在アイドルを名乗っているかどうかは別として)が歌う歌には、テクニックというのとはまた違う独特の良さがありますよね。有り体に言えばキャッチーさって事なんだろうけど、人懐っこくてスッと懐に入ってくる感じ。息を吸うように、自然に耳に入ってくるというか。それが、この曲にも確かにありました。

余談ですが…最近はアイドルの皆さんも歌が本格的だったり、ラップがあったり、はたまたキレッキレなダンスが付いてたりして、本格派な楽曲が増えてきたと思う。それはそれで素晴らしいとは思うんだけど…ぼくはやっぱり、SMAPとかV6とかの頃のアイドルソングのように、“難易度の高さ”や“独創性”みたいなものよりも“みんなで口ずさめる曲”を歌ってくれるほうが嬉しいなぁと思ってしまいます。歳を食ったんだと思います(笑)。


さらに余談だけど…メンバーの中に旧ジャニーズの副社長さんがいらっしゃる訳ですけども、ぼくは出来れば、芸能活動を続けるなら経営側としてマスメディアに出る仕事は兼任しないほうが良いんじゃないかなと思う。この曲、こんなにハートフルであったかいのに、あの事件、あの発言がちらついてしまってなんかちょっと楽しみきれないところがあったので。

感じ方は人それぞれなんでしょうけど、ぼくはそう思いました。


そして欲を言えば、藤巻亮太ver.も聴いてみたいけどね。






お気に入りは、

#01 『回れよ地球』






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