>配信シングル

>タイトル:胎盤  feat. Salyu

>アーティスト:Jun Futamata

>リリース日:2023年 8月 30日

>記事作成日:2023年 9月 4日






聴きました!


9月の、“最近気になったシングル曲を聴いていくシリーズ”、その①。

今回は、“初めまして”のJun Futamataさんというお方の作品。フィーチャリングボーカルがSalyuさんという事でチェック。失礼ながら、お名前自体存じませんで。しかも、お名前を見て勝手に男性アーティストさんなんだと思ったんだけど、女性の方なんですね。ボーカリストさんだとの事ですが、コーラスワークに定評があるそうで、その辺には“Salyu”というよりもむしろ“Salyu×Salyu”に通じる感じなのかもしれないなぁと思いました。




『胎盤  feat.Salyu』

まずは冒頭、ボーカルが入る前のピアノの音に“凄み”を感じた。手数が多い訳でもタッチが強い訳でもないのに、なんなんだろうかこの凄みは。空気が、一瞬で引き締まる感覚。

そして“本編”。烏龍舎を離れて独立されてからのSalyuさんは、コラボも多くてその度に「えっ、これがSalyuの声⁉︎」って驚くような新たな引き出しをどんどん出して来ていますが、この曲は比較的小林武史プロデュース時代の面影を残した雰囲気に感じました。一方で、上述の通り最近はあまりにも多彩な歌声を披露するものだから、後ろのコーラスに「これはSalyuさん??Jun Futamataさん???」と混乱し、最終的に「ぼくがSalyuさんだと思って聴いてるメインボーカルの歌声は、本当にSalyuさんなのか⁉︎」というところにまで疑念を抱き始める(笑)。こんなに、小林P自体を彷彿とさせる歌声なのに。

ピアノとストリングスを軸とした緊張感のあるオケに、しなやかなSalyuさんのボーカルが映える。厳かなんだけれども包容力も感じる雰囲気には、タイトル『胎盤』から連想するような母性のようなものを確かに感じます(話が逸れるけど、今のご時世はもう“母性”という言葉すら、ジェンダー的な偏見や価値観の強要みたいな認識をされてしまうのだろうか…)。




そんな、計1曲。


美しく、凛とした空気を放つバラードでした。英詞なので、歌詞の内容はちんぷんかんぷんですが(笑)。

感覚でしかないんですが…“Salyu”というよりは“Lily Chou-Chou”に近い雰囲気だったと思います。いや、アレンジとかそういう意味では間違いなく前者なんだけど…曲自体が放つ緊張感、緊迫感、そしてそれらを内包したうえで燦然と輝く美しさ。そういう空気感に、リリィ・シュシュを感じたのです。


なかなかに良かった。

ぜひ、Jun Futamataさんのソロ作もチェックしてみたいと思います。良さげな匂いがぷんぷん!






お気に入りは、

#01 『胎盤 feat. Salyu』






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