>シングル

>タイトル:究極の休日

>アーティスト:NakamuraEmi

>リリース日:2023年 7月 8日

>記事作成日:2023年 7月 






聴きました!


令和の世に、8cmシングルを購入する事になるとは思いませんでしたよ…。

という訳で、NakamuraEmiさんの最新シングルは懐かしき8cmシングルスタイル。ぼくも世代が一緒なので、このカタチだけでもうなんか甘酸っぱい気持ちになるのです。“あの頃”を思い出しての懐かしさと、「あの頃は良かった」とか思ってしまう今の自分への寂しさと。




『最高の休日』

ここまでカワムラヒロシP感が薄い曲は、斬新。パーカッションと、野太いベースラインが主役。このベース、生音なのかな。シャープでソリッドな音像には打ち込みの印象を受けるけど、でもナマのヒトがプレイしているような艶かしさもあるんだよな。この音、好きだ。8cmシングルは基本的に“紙”だから、劣化が怖くて開封してない(今はサブスクの音源を聴いてます)んだけど…クレジットを確認したくてたまらないので開封の儀を執り行なうか…。

近年のNakamuraEmiチームのテイストが強い、洒脱でポップな曲。初期から変わらないメッセージ性の強さもありつつ、でもガツンと来るというよりはさらりと聴き流していきたいポップさ。いや、“聴き流したい”は語弊があるな…「“左脳で歌詞を咀嚼する”のではなく、“右脳でノリを楽しみたい”」って事だな。


『WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント〜』

言わずもがなのあの曲のカバー。ぼく、この方とか高橋優さんとかと同世代なんですが、やっぱりこの世代にとってはある種のアンセムですよね(高橋優さんも、カラオケでこの曲をよく歌うとの事)。

オリジナルとは全く異なるアプローチ。オリジナルは、ジャングルのリズムで物凄くハイテンポにオケが進むイメージでしたが、この曲はあくまでもしっとりと。一曲目はカワムラP感が薄めでしたが、この曲はカワムラP感100%! 柔らかいのに鋭いアコギの音に、ほっこりするしピリリともする。

そして、Emiさんオリジナルの“語り”部分…その全てに、共感。やはり同世代。


『究極の休日(Instrumental)』

表題曲のボーカルレスバージョン。思えば、“ボーカルが無くてもオケだけで楽しめる音を作るアーティストが増えてきたな”と最初に思ったのは、この方のアルバムのボーカルレスバージョンを聴いた時かも。本当に、音だけで聴き応えのある曲を作りますよねぇ。それが堪能出来る曲。

…いや多分、どっちかというと、90年代の8cmシングルには当然のように入っていた“オリジナルカラオケ”という文化へのオマージュとして収録してる意味合いのほうが強そうですが。




そんな、計3曲。


最新のNakamuraEmiでしたねぇ。1曲目は音(アレンジ)に新鮮味、2曲目はカバー曲という新鮮味。どちらも、新機軸。

でも、“変わっちゃった”とか“ソレジャナイ感”が無いのは、Emiさんの歌声にブレがないからだと思います。


とりあえず、意を決して開封して、クレジットを見よう(笑)。





お気に入りは、

#01 『究極の休日』

#02 『WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント〜』






CDで手元に置いておきたいレベル\(^o^)/
















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