>配信シングル

>タイトル:ハッピーウェディング前ソング(2年以内に別れないver.)

>アーティスト:ヤバイTシャツ屋さん

>リリース日:2023年 6月 19日

>記事作成日:2023年 7月 5日






聴きました!


7月の、“最近気になったシングル曲を聴いていく週間”、その③。

今回はヤバT。代表曲のひとつである『ハウ前ソ』の、その名の通り2年以内に別れないバージョン(笑)。つまり、「結婚式でこの曲を使っても大丈夫! 親族席のテーブル近辺が変な空気になる事が無いですよ!」というバージョンらしいです。

ぼくはまだまだ充分に気まずい空気になると思うけどな(笑)。




『ハッピーウェディング前ソング(2年以内に別れないver.)』

基本的には、過去音源のままと思われる。インディー→メジャーの『Tank-top of the world』みたいにマルッと録り直した感じではなく。

2サビ及びラスサビの歌詞が、そのものズバリ“2年以内に別れない”内容になってる。それ以上でもそれ以下でもない(笑)。だから、アレンジやプレイについては、今更特筆してアレコレ言うべき事はない。

オリジナルのほうが持つ面白みって、(多分)まだ付き合ってもいない2人に入籍を焚き付けている主人公の無責任さだと思うんですよね。めっちゃ焚き付けてる割に、完全に他人事(笑)。オリジナルにそのテイストが強くて、今回のバージョンも歌詞改変は最小限なものだから、改変された歌詞だけ引き抜くと「きっと永遠により添い遂げれるよ」なんていうある種感動的ですらある事を歌っているんだけれども、この一節すらも“おちょくり”でしかないように感じられて。そこが、二重に面白いんだ。どこまでいっても“ふざけ”の域を出ない、有吉さん→カンニング竹山さんのイジリみたいな感じ(ザキヤマさん→アンジャッシュ児嶋さんとかでも、バカリズムさん→アイドリング!!!界隈の人とかでも良いんだけど 笑)。

「からだの相性」とか「モラルハラスメント」とか、親族が聴いたらそれでもまだ充分にピリつくワードが残ってるぞ!なんていうつまらない指摘はこの際しますまい(笑)。




そんな、計1曲。


やっぱりヤバTはヤバT。ブレない面白さ。

この曲も、全編がマジで結婚式で使えそうな感動的かつ常識的な歌詞と表現に置き換えられてたらクソつまんないものになってたと思うんですよ。「結婚式で使える」って言ってんのに実際にはまだまだ充分にトゲトゲしい歌詞なところに、この人たちのエンタテイメントを見た気がする訳です。


ヤバTには、どうかこれからも、缶詰の魚の小骨くらいの柔らかい刃を持ち続けていってほしい(笑)。研いで鋭くする事もなく、抜いてしまう事もなく。






お気に入りは、

#01 『ハッピーウェディング前ソング(2年以内に別れないver.)』






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