>配信シングル
 (元々はカセットテープでの販売)
>タイトル:後藤と東郷
>アーティスト:Gotch/東郷清丸
>リリース日:2021年 7月 28日
>記事作成日:2021年 8月 16日





聴きました!

アジカンGotchさんと東郷清丸さんのスプリット盤。当初“コラボ曲(一緒に作って歌ってる曲)”なんだと思っていたら“スプリット盤(それぞれの曲を1つの作品に収録)”との事で「あぁ、ちょっと残念」と思ったんだけど、実際に聴いてみたら一曲目はコラボ曲だった(笑)

東郷清丸さん…歴史の教科書に出てきそうな名前という事もあって、結構以前からお名前は知っていたんですが…聴いたのは今回が初めて。



『Summer Dance(feat.東郷清丸)』/Gotch
ソロとしてのゴッチさんは、チルった音作りに徹してます。今回もその感じ。“海水浴場”というよりは“ビーチ”、“ビーチ”というよりは“プール”、“プール”というよりは“ナイトプール”な雰囲気。歌詞の内容じゃなくて、イメージの話ね。
車ん中でこんな曲聴きながらドライブしたら、自分が“選ばれた民”になった錯覚を得られると思う(笑)

『Vegetable』/Gotch
ゴッチさん曲。嫌味がなく、押し付けがましくもないメッセージ性がいい。かといって、「別にメッセージなんか感じ取らなくたって良いんだよ〜」みたいな変な圧すらなくて、なんかすっと言葉が頭に入ってくる感じ。自分の判断で、聞き流す事も出来るし考える事も出来る。
なんか、いいですね。

『ぽつんとシュロが、』/東郷清丸
もう、曲タイトルの付け方からして独特。音はもっと独特。ゆーったりとしたサウンドは、聴き終えたあとに「あれ、今、曲聴いてたよな⁉︎」ってのすら再確認したくなるレベル(笑) 自然にそこにある音。白昼夢みたいですらある。

『ゆくゆくソング』/東郷清丸
サウンドが良いですなぁ。凄くアナログ感があって、非常に親しみやすい。角が丸くて、温もりがあって。
そして、歌はゴキゲン。テンションはゆるっとしてるんだけど、なんというか、鼻歌でも歌いながら散歩するような、そんな温度感。



そんな、計4曲。

なんか、不思議〜な作品(笑)
一切ギラつきがなく、肩肘張っておらず、力みのない4曲。でも、印象には強く残る。聴いてる瞬間には心の動きが静止して、聴き終えてしばらくしてから「さっきのあの曲たち、なんか面白かったな」ってじんわり思う感じ。
別にコミックソングなどでは一切ないんだけど、「なんか面白いなぁ〜」って思う作品。とことん好きな事に没頭している感じがして「売る気あるのか⁉︎」と思ってしまったけど、そうかそもそもカセットでリリースしてる時点でセールスの意識はないのか(笑) そういう意味でも面白い。





お気に入りは、
#02 『Vegetable』/Gotch
#04 『ゆくゆくソング』/東郷清丸





サブスクにあれば聴くかな…レベル(^_^;)










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