＞配信シングル
＞タイトル：drop by drop
＞アーティスト：NakamuraEmi
＞リリース日：2021年 6月 18日
＞記事作成日：2021年 7月 2日
聴きました！
新譜を出したら必ずチェックするレベルで好きなアーティストさんが、軒並み新曲をリリースなさっているので。今週はシングル作品Week。
今回は、NakamuraEmiさんの“３ヶ月連続リリース”の締めくくり！
『drop by drop』
ここまでの３作（『私の仕事』『投げキッス』『１の次は』）が、比較的スロウな雰囲気で重厚な造りのものが多かったので、さすがにそろそろスカッとするアッパーチューンが来るかと思ってたのですが…ある意味で、今回の4曲の中でもっともしっとりとしてアダルティな雰囲気だったかもしれない。
主張は強すぎず、だけどしっかりと存在感のあるカワムラさんのギター。そして、何とも艶かしいエレピ。更には、孤高の美しさを見せるトランペット（？）。どの音をとっても、非常に落ち着きがあり、かつ艶かしい。ドキドキしてしまいます、これがオトナか…。
えみさんの歌声も、いつになく肩の力が抜けてる。いや迫力はあるし、熱も帯びてる。でも、前のめりではないんだ。これまで、大人と若者の狭間でファイティングポーズを取ってきたようなえみさんが、この曲では、軸足を“大人”の側に置いたような感覚です。
そんな、計1曲。
今回の一連の作品群も収録したニューアルバムが、リリースされるそうですね。既発曲が多いので正直いつも程のワクワクは無いけれども、“NIPPONNO ONNAWO UTAU”というテーマから離れた初めての作品になるそうで。そういう意味での、新しいNakamuraEmiへのドキドキは存分にある。何だかんだで、結局楽しみ（笑）
でもなんか、今のえみさんは、ファイティングポーズを構えたり中指突き立てるようなモードじゃないんだろうなぁ。そういうモードもあっていいんだけど、『YAMABIKO』『大人の言うことを聞け』『かかってこいよ』などが大好きなぼくが、またアドレナリンを分泌出来るような曲も欲しいなとも思う。
お気に入りは、
#01 『drop by drop』
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