>企画盤
>タイトル:So Special Christmas
>アーティスト:MISIA
>リリース日:2020年 11月 18日
>記事作成日:2020年 12月 24日





聴きました!

もう、アルバムタイトルが既に“まんま”ですが、本作はクリスマスアルバムですね。カバー曲もあれば、新曲も入ってるとの事。

本作の収益の一部はスペシャルオリンピックスに寄付されるとの事で。
近年、テレビなどを観る事がほぼ無くなったので、ネット等で「自分が知りたい情報だけを知る」というスタイルになってしまっていて…だから、MISIAさんがスペシャルオリンピックスをサポートしているだなんて、まったくもって知りませんでした。知的障がい者福祉自体がまだまだ世間的な認知度も低くて、更にその人たちのスポーツに関する事なんて、障がい者福祉に携わっているぼくでもよく分かってないのに…こうして著名人が携わってくれるだけで、認知度って凄く向上するんですよねぇ。ぼくが言う事じゃないのかもしれないけど、ほんと、「ありがとうございます」って感じ。
敬意をよく知らずにレンタルショップでレンタルしちゃったんだけど、これはフィジカルで購入しとこうかなー。

なんか、落馬事故で変に話題になっちゃっていたようですが、MISIAさんご自身はもう回復に向かわれているとの事のようなので、ぜひマスコミの方には、事故の件に割く時間をスペシャルオリンピックスの話題のほうに差し替えといてほしい(笑)



『Gloria -glorious evolution-』
ぼくはミッション系の学校だったので、クリスマスに絡むイベントやそこで歌われる音楽などには比較的親しみがあって。この曲は『荒野の果てに』として大好きな曲なんですが…なんか、そういうレベルじゃない(笑) MISIAさんの圧倒的な歌唱力で歌われるソウルフルかつグルーヴィなこちらの曲は、既存の曲でありながらまったく新しい境地に達してますね。歌詞も新鮮だし。
北欧の静かなソレというよりは、ニューヨークとかのハッピーで賑やかなクリスマスを感じます。

『This Christmas』
多分、初めて聴いた曲…でも、MISIAさんの歌声があまりにも圧倒的過ぎて、聴いた事のある曲なのかどうかすらよく分からなくなる(笑) とにかく圧倒的で、唯一無二で。
こちらもまたパワフルなクリスマスソングですねぇ。

『Holy Hold Me』
鈴がシャンシャンと鳴って、柔らかなアコースティックサウンドが多用されている。ぼく的には、この曲が一番「クリスマスソングだなぁ」って感じがしました。引き続きベースラインは野太くて歌声もガッシリしてはいるけど、柔らかくて優しい感じも強くある。

『大きな愛の木の下で』
こちらは、力強さというよりはしなやかさとあったかさが前に出てる感じですね。元々MISIAさんの曲という事もあってか、特にスッと入ってくる感じがします。

『ULTRA X'MAS』
曲タイトルこそ、どっかのショッピングモールのクリスマスバーゲンみたいな雰囲気だけど(笑)、可愛らしくてあったかい曲。
この曲、初めて聴いたんだけど、凄く良いですねぇ。子どもと一緒に聴きたい感じ。

『Everything』
突然の、大名曲。
ぶっちゃけ、シングルリリースされた当時は、今ひとつピンとこなかったんですよね。きっと、ぼくがガキンチョ過ぎたのでしょう。今回久々に聴いたら、なんか凄く良かった(笑)

『THE GLORY DAY (So Special Ver.)』
イメージ的には、“クリスマスソング”っていうよりも「ブラックミュージックだなぁ〜!」っていうほうを強く感じます。とにかくカッコいい。どうやったら、こんなに圧倒的な声が出るんだろうか。凄いよなぁ。
ひたすらに、圧巻。

『アイノカタチ (So Special Ver.)』
これも多分初めて聴いた曲だと思うんですが…GReeeeNさんとのコラボ曲なんですね。もう、とにかくメロディが素晴らしいですねこの曲。親しみやすくキャッチーなのに、凄く個性的。そして、メロディとMISIAさんの歌声との相性がバツグン。

『White Christmas』
もう、定番中の定番クリスマスチューン。ここまでの収録曲は、「この曲をこう歌う(表現する)んだ〜!」という驚きのほうが先に来る事が多かったですが、この曲に関しては“ド直球”な感じがしました。でも、決してありきたりではなくて、聴き応え充分。
ぼくは、これくらいしっとりした雰囲気のクリスマスのほうが好きかもな〜。

『GLORY DAY -DJ EMMA NEW MIX-』
なんか、凄いですね…ボリューム(尺)もそうですし、一曲の中に色んなパートがあって、この曲だけでDJのMIX CD作品を聴いてる感覚になります。これはもう完全に、パーリピーポー的クリスマスですね。



そんな、計10曲。

「こういうクリスマスアルバムってのもあるんだなぁ」というのが、率直な感想。こんなにグルーヴィで、ソウルフルで、カッコいいクリスマス作品だなんて。ぼくのイメージ的には、クリスマスアルバムってのはもっと、柔らかくて低刺激なものだと思ってましたが。
いや、だからダメという話ではなく、なんというか、目から鱗的な?





お気に入りは、
#01 『Gloria -glorious evolution-』
#03 『Holy Hold Me』
#05 『ULTRA X'MAS』
#08 『アイノカタチ (So Special Ver.)』
#09 『White Christmas』





この作品が好きなら、
・『Merry Christmas』/マライア・キャリー
・『A Charlie Brown Christmas』/Vince Guaraldi Trio
・『Season's Greetings』/山下達郎
などもいかがでしょうか。





サブスクにあれば聴くかな…レベル(^_^;)










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