>カバーミニアルバム
>タイトル:夢の骨が襲いかかる!
>アーティスト:長谷川白紙
>配信リリース日:2020年 5月 29日
>記事作成日:2020年 7月 14日
聴きました!
もうね、そのお名前はあらゆる所で目に入ってくる訳ですが。音をちゃんと聴くのは、ぼくは今回が初めてでした。“初めて”がカバー作品ってのもちょっとアレですが、まぁ、良いでしょう(笑)
『Freeway』
んoonさんというアーティストさんの曲だそうな。もう最近、アーティストネームすら読めない人ばっか(笑)
エレピを軸にした洒脱なサウンド。なんていうのかな…ピコピコしてるんだけど、安っぽくはないんだ。上質なピコピコ…誰にも伝わんないだろうなー。
『旅の中で』
崎山蒼志さんの曲。今度は、しっとりとした音色。暗闇の中にとろりと溶けてしまいそうな、そんな音。そのまま混じり合って、自分も暗闇の一部になっちゃいそうな曲です。
『LOVEずっきゅん』
相対性理論さんの曲。
もちろん長谷川白紙さんの曲なんですけども、なんか凄く相対性理論っぽいなと感じました。オリジナルと、雰囲気全然違うんだけど…アレンジが原曲に近いとか、歌い回しが“モノマネ”だとか、そういう事では一切なしに。
『光のロック』
サンボマスター!
なんか、ラップみたいになってますね(笑) サンボの“熱”は10割引、その代わりに自由さ、奔放さ、そしてもはやエキセントリックとすら言えそうな程の前衛的な雰囲気は10割増しです。
『セントレイ』
今度はサカナクション。オリジナルもカッコいいけど、こちらのバージョンも中々ですねぇ。サウンドがシンプルな分、エモーショナルな感じがダイレクトに伝わってきます。
『シー・チェンジ』
これは、書き下ろしのオリジナル曲のようです。
この方の作品は、やはりオリジナル盤から聴くべきだったかもしれない(笑) 歌い方も曲の構成も凄く個性的なので、オリジナルを知ってる曲をこの方ver.で聴くと“違い”に耳が行っちゃうんですよ。その点、この方のオリジナルであるこの曲を聴くと、なんというか、“普通に”いいんですよ。しっくり来るというか、スッと入ってくるというか。だから、オリジナルから聴くべきだったなぁと。
『ホール・ニュー・ワールド』
映画『アラジン』の主題歌ですね。オリジナルは、なんか「活力に満ちてる」感じがするのですが、こちらは寝しなに聴くのにちょうど良さそうな。力の入った感じが一切なく、自分が今夢の中に居るのか現実に居るのかもよく分からなくなっていく感覚。
そんな、計7曲。
これは…なんとも言えない(笑) 凄くアーティスティック で、なんかこうカリスマ性みたいなものをビンビンに感じる。一方で、他者の完成された曲を再構築している本作なワケなので、この方の“真ん中”がどこにあるのかは分からなかった(カバー作品なんだから当然なんですが)。
この方の、オリジナル作を聴いてみなきゃなんとも言えないな。もの凄い才能のカタマリかもしれないし、ただの“雰囲気カリスマ”(雰囲気イケメンみたいな 笑)の可能性だってゼロではない訳なので…。
お気に入りは、
#02 『旅の中で』
#06 『シー・チェンジ』
この作品が好きなら、
・『SOUP』/古川本舗
・『午後の反射光』/君島大空
・『archive』/sleepy.ab
などもいかがでしょうか。
サブスクにあれば聴くかな…レベル(^_^;)
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