「4LOVE」EP >EP盤

>タイトル:4LOVE

>アーティスト:ゆず

>リリース日:2017年 6月 28日

>記事作成日:2017年 8月 28日






聴きました!


ゆずの、「2週連続リリース」の第2弾EP。

4曲の新曲と、そのインスト版が収録されています。




リード曲『愛こそ』。

近年のゆずらしい、オシャレなアレンジの曲。歌詞も、すごくテーマが大きくて間口が広くて、だから誰でもどんな時でも、何となく共感出来る部分があるんじゃないかなーと思います…初期ゆずの大ファンだったぼくには、そこが歯がゆいところでもあるワケですが(笑)


肩肘を張らないさりげない曲、その名も『日常』。

このタイトルが全てを集約しているというか…歌詞の内容に関してもアレンジのスケール感にしても、まさに日常とその延長線上にある感じの曲です。

それこそ上記の話ですいけば、初期のゆずの作風に通じるものがある印象を受けます。


「ラブソング」なんでしょうね、『ビーチ』。

 アレンジ的には結構シンプルで素朴な感じがするんだけど…歌詞が気取ってる。。。

こういう感じの夏物語は、他のアーティストさんが散々やっているような。少なくとも、わざわざゆずさんがやらなくても…と思ってしまいました。


本編ラストは『ロンリーカントリーボーイ』。

うーん…これも、わざわざゆずさんがやるべき曲なのかなぁ。「ゆず的には新しい」のかもしれないけど、「J-POP的には、すでに…」の印象。

カントリー調のトラックの上で、特に心動かされたりもしなければ引っかかりもしないようなストーリーが。


で、あとは上記の曲たちのインストバージョンが収録されてました。




そんな、計4曲(インストを入れると8曲)。


前週にリリースされた『謳おうEP』のほうがかなり良かったので、結構こっちもハードルを上げて聴いちゃったのかもしれない。

『謳おう』のほうは、近年の作風も残しつつ呼人さんプロデュース時代の雰囲気もあったりして、すごくグッときたわけなんですが…本作の収録曲の多くは、近年の作風が色濃く出ていたと感じました。凄く間口の広い歌詞。そのために、「広く浅い」印象を受けてしまいました。

多分ご本人たちにもやりたい事はあるんでしょうし、そこをないがしろにしたら創作活動が成り立たなくなるのでしょう。でも一方で、初期からのリスナーが何を期待しているのかについても、もうちょっとだけ目を向けてくれると嬉しいんですけどね。






お気に入りは、

#02 『日常』






この作品が好きなら、

・『Documentary』/秦基博

・『One Song From Two Hearts』/コブクロ

・『シャンデリア』/backnumber

などもいかがでしょうか。






iPod classicには入れておきたいレベルf^_^;)











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