>タイトル:tick
>アーティスト:LONGMAN
>リリース日:2015年 8月 19日
>記事作成日:2017年 8月 30日
聴きました!
ロッキン2017予習シリーズでチェックしてましたシリーズ(笑)
今回はLONGMAN!
といっても、ボーカルの方の喉の不調(?)で出演自体がキャンセルになったらしいので、いずれにしろ今年のロッキンでは観る事が出来なかったバンドなワケですが。
今回、初めて聴きました!同じく初聴きだったベリーグッドマンさんと名前的にごっちゃになってしまって、当初どっちがどっちだか一瞬分からなくなる事がありましたが(笑)女性ボーカルのほうがLONGMANさんなんですね!ボーカル的にはウーマンだけど。
オープニングは『Opening』。
まさにオープニングとしか言えない(笑)テレビ番組のアイキャッチ的な。
で、本編開始で『Better days』。
とにかくエネルギッシュ!そしてキュート‼︎オーソドックスなポップロックチューンですね。演奏はとにかく高速で、ボーカルラインはキャッチー。でもまぁこの2点に関しては「ままありがちな感じ」ではある…ボーカルの方の声の個性で牽引している感じの印象。この可愛らしい声は、ちょっと反則だよー(笑)
『Hole up』。
ボーカルは更に跳ねているけど、アレンジ&演奏的には、比較的どっしりと構えている感じ。ぼくはこれくらいのバランスのほうが好きかも。メリハリがあって。
ちょっとだけシリアス感を前に出して、『Needless』。
アレンジ的にはこれもまたオーソドックスな感じなんだけど、その分メロディが際立って聴こえるので、結果的にはぼくは好きなパターン。
具体的に「何が」ってワケでもないんだけど…MONGOL800がブレイクした以降の、最初の青春パンクブーム時代の匂いがします。この曲に限らず。
『It's no good』。
これも聴きやすい曲。メロディはキャッチーで、アレンジは分かりやすい。でもなんか、こういう曲こそ、サイドボーカルの方がもっと主張しちゃえばいいのになーと、個人的には思いました。メロディラインが比較的地味な分、そういう工夫が映えそうなのになー、と。
寸劇(笑)から始まる、『Glory』。
凄く溌剌として元気一杯の曲…なんだけれども、飽きっぽいぼくはもうそろそろ違うテイストの曲を聴きたくなってきてしまいます。すいません…。
ラストは『Looking back』。
ラストもラストとて元気いっぱいに、瑞々しく。
この曲は日本語詞なんですね。そのフランクさも手伝ってか、だいぶ好意的に聴く事が出来ました。このサウンドでこの歌声で日本語詞だと、今度はリンドバーグっぽい感じに聴こえてきちゃうけど。
そんな、計7曲。
とにかくキャッチーで聴きやすい!耳馴染みが恐ろしく良く、すっと入ってくる感じ。
ただ反対に言うと、さらりと聴き流せちゃう感じだったというのも否めない。新しいチャレンジやオリジナリティというよりは、歴代の青春パンク系バンドの作品のエッセンスを踏襲したようなアプローチというか。
とても無難で聴きやすいのだけれども、今後もう1つ上に行くためにはオリジナリティをどんどん磨いていってほしいなぁと、そう感じた一枚でした。
お気に入りは、
#04 『Needless』
#07 『Looking back』
この作品が好きなら、
・『CLUTCH』/SHAKALABBITS
・『大正義』/ポルカドットスティングレイ
・『Tokyomelancholy-トウキョウメランコリー-』/シナリオアート
などもいかがでしょうか。
iPod classicには入れておきたいレベルf^_^;)
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