先日先輩ライダーに連れられて林道ツーリングに行ったのですが、林道なんて単なる繋ぎでそのほとんどが激しくアップダウンする獣道…
すっかり揉まれてヘトヘトグッタリになりましたです 
とにかく足が着かない事にはどうにもならないことを痛感しました
もうカッコなんて気にしている場合ではありません

それに、ちょっとその先輩に我がWRに乗ってもらったのですが、WR250Rくらいしかパワーないよ?と言われてしまいました(>_<)
やはりフルパワー化は必須ですね…
足回りについては、フロントに対してリヤがちょっと硬いかな?という感想をもらったので、リヤサスも緩めて車高下げも兼ねて調節せねば!


朝から最高のお天気ですが、お出かけはグッと我慢して作業開始!
まずはフルパワー化から!
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まずはシートを外してエアクリーナーボックス上部の絞りダクト(リストリクター)を外します


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タンク、サイレンサーを外し、サブフレームを持ち上げてキャブレター取外しの準備…

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キャブレター本体の脱着はスペースが狭いんで難儀しますが、エキパイを外すとラクです


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ノーマルはここまでしか開きません

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原因はこの長いスロットルストッパー


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US YAMAHAから取り寄せたAIS REMOVAL KITに入っている短いストッパー
交換して終わり…なんですが

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なんとなくもったいなく思えて、ノーマルをカットしましたσ^_^;
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これで全開になります!


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次に、上蓋を取ってスロットルバルブをススス~っと抜き出し…

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ジェットニードルを外します
ご覧の通り調整できないタイプが付いてます

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こちらが購入時にこっそり付いてきていたジェットニードル
US YAMAHAのパーツと多分同じなので、これも付いてきた方を使います
説明書には「上から4番目の溝にクリップを付けなメーン」とあります
溝は7つあるので、ちょうど真ん中です


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ニードルが終わったらフロートチャンバーを開けて

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リークジェットを#70から#90に交換

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パイロットスクリューの部分にフタがはめられているので、軽く小突いて貫通させます
ニードルもそうですが、この辺の加工はパワーアップには直接関係ないですね…
あとはメインジェットを#170から#165に交換し、キャブレター本体の加工は終わりです

キャブレターをエンジンに戻して、次は


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AISの取外しです
エアーインダクションシステム?の略?でいいのかな?
排気ガス浄化装置の一つで、いわゆる排気ガス再循環装置(EGR)というのは聞いたことありますが、バイクのこれについてはよくわからないですね
排気ガスをエアクリーナーに戻しているのか?それともエキゾーストポートに空気を送り込んでいるのか?

とりあえずバルブユニットとホースをバーンと外してメクラしときます
抜けんなよ!

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サブフレームを戻す前にリヤサスを緩めておきます
この際サグ出しとか無視です、ほぼプリロードゼロです(;^_^A

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フルパワー化の仕上げ、CDIの配線の加工です
左側サイドカバーの中にそれはあります
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グレーの配線を引っこ抜いて絶縁します
説明書には「点火マップがホットになるぜメーン」とあります
ほんまかいな

さて、フルパワー化はこれで終わりです(マフラーの大径化は既に終わってます)


 続いて足付き向上のためシートのアンコ抜きをします
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奥側がアンコ抜きシートです
もうちょっと薄くできそうですが、多分これ以上薄くしてもあんまり意味ないような気がする…
サイド部分も結構削ったので、だいぶ足付きは良くなってるはずだ!

 リヤとバランスを取るため、フロントフォークも少し突き出しておきましたが5ミリくらいしか出せなかった…
それ以上突き出すとフォークの頭とハンドルバーが近くなりすぎてダンピング調整が出来なくなっちゃいます(>_<)


ひとまず完成しました
では、試運転へGO!
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いやー、やはり足が着くっていいですね!
以前は信号で止まるたびにお尻を半分以上ずらさなければならなかったのが、きちんとまたがったままで何とかつま先が地面に着きます


 パワーの方は確かに上がったと思います、速いです(^-^)
あとは山へ行ってみてどうかな?という感じですね!