契約後いよいよ着工、という段階になって地縄張りの話を聞きました。
その時はまだ関東に住んでいたので地縄の確認に関西に来てください、とハウスメーカさんから連絡をいただいて、楽しみに関西にお伺いしたのを覚えています。
俺の家はこんなんじゃない
関東からわざわざ関西に出向き、これから最寄りになるであろう駅から新居までの道を、ウキウキしながら歩いたのを覚えています
駅から10分ほど歩いて、いよいよ我が家に到着して、そうそう、この風景が私の家になるのか、と久しぶりの土地と向き合って少し感慨深い感情になっていた目の前に、白い縄が。
なんだ、わざわざ土地の境界じゃないところに白い線を引いたりして、、、
あ、これが地縄というやつか。
ハウスメーカさんがいらっしゃるまで少し時間があったので、少し白い縄に近づいてみると、
「ん?ちいせぇな」
「ん?なんか家めっちゃちいさくねぇか?」
ちょっと待てよ、横幅が大体10mくらいで、歩幅が大体70cmくらいだから、、、
1,2,3,・・・
「じゅ、14歩であってんじゃねーか!!」
おいおい、こんなに小さいのかよ。
俺が見てきたモデルルームと全然違うじゃねぇかよ。
本当にこのまま家を建ててええんかいなぁ、、、
と不安になりまくりで、結局家が建って住むまではこの不安が払しょくされることはなかったです。
お越し頂いたハウスメーカさんから、図面を見せていただいて、大体これくらいの位置に家が建つ予定ですが、ご確認よろしいでしょうか?
と聞かれても、
「いやー、位置はいいです(が、とにかく家がちいせぇのよ。このままじゃダメなのよ)」
と思いながらも、今更どういうこともできず、超がっかりして帰ったのを覚えています。
前回の地盤調査に続いて、このタイミングが最も落ち込んだ時でした
本当、家づくりは難しい。
(もちろん、住んでみると狭くはないのですけど、なぜか地縄の時には本当そう見えちゃいました。。。)