こんにちは。
連載は終わってしまいましたが、いつまでも自分達の心の中に残るこち亀でありますよう。
連載40周年特別企画 舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」無事に全日程を終了しました。
はじめに沢山の愛をくださり、
ご声援を送ってくださり誠にありがとうございました。
とりあえずこれを書きながら「葛飾ラプソディー」をエンドレスリピートで聴いています。
こち亀は日本国民(特に僕のような世代)にはいつもそばにあったお茶の間の代名詞であり、それだけ近い存在であると思います。
そんな作品に出させていただけたことをこの上なく幸せに思います。
なんだろう。
昨日の鳴り止まない拍手。
次第に大きくなっていく拍手。
ブリーゼのお客様が見せて下さったスタンディングオベーション。
生駒ちゃんの挨拶。
坂本さんの礼。
JOぃ…。失礼。ユージさんへのお客様からのいじり(笑)
そして、石井さんの挨拶。
どれだけの愛に包まれてるのか。
想像を超えてるといいますか、
なんか自分の感覚ではそれに圧倒されて、
鳥肌が立ち、心拍数が上がり、勝手に涙が流れそうになるのを笑いながら歯を食いしばり、自分の五感全てであの空気を感じ取っていたと思います。
8月から始まった稽古から約2ヶ月
本当に濃い時間を過ごさせていただきました。
大大大先輩達に囲まれ、前前前世から…。
失礼いたしました。
大先輩達と過ごした稽古。
本当に何もかもインプットしてやろうと見続けてきた稽古。
かけがえのない財産です。
多くの教えを頂き、
稽古では失敗もして、
試行錯誤しながら作品・役を作ってきました。
今回で学んだこと。
沢山ありますが、１つ大きなこと。
自分の引き出しから何かをやろうとしても広がらない。
自分の中から飛び越えて挑戦したことによって得られることがどれだけ大切か。
あと先輩方に学んだことについては自分がこれから先、生きていく役者人生の糧であるため心の中に貼り付けておきます。
今回の舞台で1番好きなセリフがあります。
両津が言う、
「中途半端な奴ほど人のせいにする、いいか、自分に起きたことは1000%自分のせいだ」
これは以前から自分が生きていく上での大事にしてることです。
人が辛く当たってくる、
不幸なことが起こる、
うまくいかないことが起こる。
それは全て自分の裏返し。
両さんも同じ考えを持っていたこと。
自分が軸にしていることは間違ってないのかもしれないと思わせてくれたセリフです。
少し話がまとまらなくなってきました。笑
でも本当に大きな経験をさせて頂けました。
石井さんのストイックさ、プロとしての根性、生き様は本当に尊敬という言葉だけでは表すことができません。
舞台でこの世界を表現してくださって本当にありがとうございます。
そしてこの舞台に関わった全てのスタッフさん、キャスト、そしてお客様本当にありがとうございました！
ちなみに僕のこち亀はまだ始まったばかりです。
連載は終わってしまいましたが、いつまでも自分達の心の中に残るこち亀でありますよう。
最後まで読んで頂き誠にありがとうございました。
章平