発病から中国駐在まで(4) | 中国駐在日記

発病から中国駐在まで(4)

2006年当時,日本の大企業は好景気でした。
20代だったら,派遣社員の方が手取は高かったという
時代でした。

しかし,私の会社は,業界自体が先々あまり良くない業界でしたので
大赤字でした。

そのため,希望退職を募ることになりました。
はじめは,50歳以上が対象でしたが(工場だったため50歳以上が1/3占めていた)
組合さんが”平等”という言葉をもちだし,全従業員対象にしました。

私は悩みました。
①私は,父親と死別し,また兄弟も地元を離れて働いており,母親一人で
  生活していること。
②母親は内臓等は問題ないが脚が悪く,将来手術は避けられないこと。
③私が長男であったため,いずれはどうにかしないといけないと
  考えていたこと。(長男の人は跡取りとして結構考えるようです)

悩んだ末に,希望退職に応募することにしました。
そのときは,再就職の際,病気のため不利になるということは知っていましたが
そのことは,二の次でした。

同僚,同期の方々には送別会
を開いていただいたりしました。
ありがとうございました。

ともあれ,某地方都市での生活が終わり,地元四国で仕事を探すことになります。