ユーラシア大陸横断!
そして、マドリードからバスでリスボンへ。
ここに来ない事には、僕の旅は完結しない。
別に、ポルトガルの音楽に興味があるとか、料理が食べたいとか、修道院が見たいとかそんな動機はあまりない。、
全ては、ユーラシア大陸最西端ロカ岬のため。相変わらず東西南北の端にはこだわりたい。
そんなわけでリスボン。
リスボンで宿泊した宿に面した通りからの眺めがどこか懐かしかった。
狭い通りに5階建てぐらいの建物が隙間無く立ち並ぶ。
少しだけアジアの雰囲気がするこの感じ。
旅を始めて間もない昨年の4月に行った元ポルトガルの植民地マカオに、
この通りの雰囲気がとても似ていた。
ポルトガル人は、わざわざここからユーラシア大陸のはじっこまで行って、自分達の街に似せた街を作ったわけだ。
植民地時代の列強が世界にもたらした影響って、いまだに全然消え去っていなくて、多分この先もずーっと残っていくんだろうな。
アフリカを旅して、それが物凄くよく分かった。
アフリカの国々は、むしろどれだけ長く宗主国でいてくれたかによって、国の発展ぷりが違う。
おかげで、最近独立した国ほど発展している。そして、わずかに4年だけしか支配されなかったエチオピアの貧窮っぷりは、なかなかひどいというか、
同じ時代に生きている人間とは思いがたかった。
ま、それはおいといて、気を引き締めてユーラシア大陸最西端を目指した。
なにしろユーラシア大陸横断を果たすわけだから、気の一つや二つ引き締めないで、銭湯にでも行くような気分で最果てに着いちゃったら、
これまで費やした自分の膨大な時間と金が可哀想過ぎる。
電車で一時間、カスカイスという綺麗なビーチがあって、にぎわっている町まで行き、そこからさらにバスに乗って数十分。
道なりに進んでいたバスが、大きな通りを曲がると、いかにもこれから岬に向かいますといったワインディングロードが始まる。
そして、10分ほどすると灯台が見え、心の準備が出来ないまま着いてしまった。
車って、いつもいつも思いのほか早かったり、遅かったり。
岬は晴れていた。そしていつもどおり強い風が吹いていた。
代わり映えのしない岬だった。
岬から見えるのは、いつもいつも海ばかり。
ユーラシア大陸に関しては1年かけて辿り着いたことになる。
ヨーロッパに入ってから、あまりに簡単に快適に来てしまったので、心の底から湧き上がる達成感みたいなものは、残念ながらあまり感じなかったけれど、それでもこの時間の長さを痛感した。
何しろもう1年と5ヶ月も放浪している。これまでの事を思い返し、日本が恋しくなって、
このずっと先にある巨大なアメリカ大陸が少し邪魔に感じた。何しろアメリカ大陸が無ければ、日本に帰れるんだから。
世界一周って言ったって、飛行機でトータル30時間ぐらい乗って、2回ぐらい乗り換えれば地球は一周できるわけで、
どうせなら、飛行機使っても一週間ぐらいかけないと回れないぐらい大きいほうが、世界一周のし甲斐があるよなって思った事もあるけど、
これぐらいで十分だな。
とにかくその岬に座りながら、色々と物思いにふけっていた。
帰り際にシントラという町に寄った。
一応ここも世界遺産なわけで、バスに乗ってずいぶん高いところまで上って、ずいぶん高い入場料を払って、宮殿なんかにも入ってみたわけだけど、
ユーラシア大陸横断を終えた僕にとって、あまりになんてこと無さ過ぎて、あまりにやる気が無さ過ぎて、本当申し訳ないぐらいに、素通り観光をしてしまった。
そして、マドリードからバスでリスボンへ。
ここに来ない事には、僕の旅は完結しない。
別に、ポルトガルの音楽に興味があるとか、料理が食べたいとか、修道院が見たいとかそんな動機はあまりない。、
全ては、ユーラシア大陸最西端ロカ岬のため。相変わらず東西南北の端にはこだわりたい。
そんなわけでリスボン。
リスボンで宿泊した宿に面した通りからの眺めがどこか懐かしかった。
狭い通りに5階建てぐらいの建物が隙間無く立ち並ぶ。
少しだけアジアの雰囲気がするこの感じ。
旅を始めて間もない昨年の4月に行った元ポルトガルの植民地マカオに、
この通りの雰囲気がとても似ていた。
ポルトガル人は、わざわざここからユーラシア大陸のはじっこまで行って、自分達の街に似せた街を作ったわけだ。
植民地時代の列強が世界にもたらした影響って、いまだに全然消え去っていなくて、多分この先もずーっと残っていくんだろうな。
アフリカを旅して、それが物凄くよく分かった。
アフリカの国々は、むしろどれだけ長く宗主国でいてくれたかによって、国の発展ぷりが違う。
おかげで、最近独立した国ほど発展している。そして、わずかに4年だけしか支配されなかったエチオピアの貧窮っぷりは、なかなかひどいというか、
同じ時代に生きている人間とは思いがたかった。
ま、それはおいといて、気を引き締めてユーラシア大陸最西端を目指した。
なにしろユーラシア大陸横断を果たすわけだから、気の一つや二つ引き締めないで、銭湯にでも行くような気分で最果てに着いちゃったら、
これまで費やした自分の膨大な時間と金が可哀想過ぎる。
電車で一時間、カスカイスという綺麗なビーチがあって、にぎわっている町まで行き、そこからさらにバスに乗って数十分。
道なりに進んでいたバスが、大きな通りを曲がると、いかにもこれから岬に向かいますといったワインディングロードが始まる。
そして、10分ほどすると灯台が見え、心の準備が出来ないまま着いてしまった。
車って、いつもいつも思いのほか早かったり、遅かったり。
岬は晴れていた。そしていつもどおり強い風が吹いていた。
代わり映えのしない岬だった。
岬から見えるのは、いつもいつも海ばかり。
ユーラシア大陸に関しては1年かけて辿り着いたことになる。
ヨーロッパに入ってから、あまりに簡単に快適に来てしまったので、心の底から湧き上がる達成感みたいなものは、残念ながらあまり感じなかったけれど、それでもこの時間の長さを痛感した。
何しろもう1年と5ヶ月も放浪している。これまでの事を思い返し、日本が恋しくなって、
このずっと先にある巨大なアメリカ大陸が少し邪魔に感じた。何しろアメリカ大陸が無ければ、日本に帰れるんだから。
世界一周って言ったって、飛行機でトータル30時間ぐらい乗って、2回ぐらい乗り換えれば地球は一周できるわけで、
どうせなら、飛行機使っても一週間ぐらいかけないと回れないぐらい大きいほうが、世界一周のし甲斐があるよなって思った事もあるけど、
これぐらいで十分だな。
とにかくその岬に座りながら、色々と物思いにふけっていた。
帰り際にシントラという町に寄った。
一応ここも世界遺産なわけで、バスに乗ってずいぶん高いところまで上って、ずいぶん高い入場料を払って、宮殿なんかにも入ってみたわけだけど、
ユーラシア大陸横断を終えた僕にとって、あまりになんてこと無さ過ぎて、あまりにやる気が無さ過ぎて、本当申し訳ないぐらいに、素通り観光をしてしまった。