【1日目・広島】れっつ★百万一心★安芸旅行! | 仁王(旧)Official Blog 仁王軍本陣

【1日目・広島】れっつ★百万一心★安芸旅行!


皆様こんにちばん

ご存知、戦国大好きです(^0^)人(^ー^)
好きになったらその武将さんのゆかりの地にまで出没しちゃいます、
どうもです(^0^)人(^ー^)

さてさて、前回のブログで書かせていただきました通り!!!
戦国の知将・毛利元就公ゆかりの地
をめぐって来ました♪

とにかく行きたいところがありすぎてありすぎて!!(≧ω≦)

数ある中から厳選して巡ってきた毛利さんスポットを
「れっつ★百万一心★安芸旅行!」と題しまして、
じっくりとご紹介していきたいと思います☆

興味がある人は勿論!!
そうじゃない人も是非☆楽しんでいただけたらと思います♪

というわけで、今回は第一日目!
広島城~原爆ドームについて書いていきます!

それでは一緒に参りましょう!!


「れっつ★百万一心!」


百万一心(ひゃくまんいっしん)とは…
毛利元就が築城の際、本来の慣しでは人柱を埋めるところ、
無駄な犠牲を払う事を避け、かわりに埋めた石に彫られた言葉として伝わっています。
それは「一日一力一心」とも読め、みんなが心を一つにする事の大切さを意味しています。


広島城1

さてさて、ここは「鯉城」(りじょう)の名で親しまれている、
ご存知「広島城」です☆

広島城4    広島城3
ここ広島城は、元就さんの孫・毛利輝元により築城されました。
※ちなみにこの時に初めてこの地を「広島」と命名したそうです☆

広島城2

秀吉の大阪城に影響を受けた輝元
「いつまでも山城(吉田郡山城=毛利の居城)にこもっていては、国を治められぬ!」
と築城に着手しました。
※元就さんの時代でのという物は、主に防護を目的として使われていましたが、
孫・輝元の時代になると、権力の象徴として考えられるようになったそうです。


広島城6

築城着手からおよそ10年で完成したものの、
翌年の関ヶ原の戦い(1600)にて
輝元が総大将をつとめた西軍は、敗北。
せっかく完成したばかりの広島城をやむなく離城することに…。

広島城5

ちなみにこの時、
東軍総大将・徳川家康
輝元の所領全てを没収するつもりだったそうですが、
元就さんの孫・吉川広家の奔走により事態はなんとか免れたそうです。
(…とはいえ、元就さんが一代にして束ね上げた中国地方の所領は、
  現在の山口県である周防・長門の2ヶ国のみを残し、没収されてしまったそうです)


家康はこの時、まさか240年の後、
この毛利長州藩が倒幕の中核となり、
徳川家を江戸城から追い出す事になろうとは
思ってもみなかった事でしょう・・・

広島城7

さてさて、せっかく広島に上陸したことですし。
次は、歴史は歴史でも、
人類の歴史上『最悪』と言っても過言ではない、
負の遺産「原爆ドーム」そして広島平和記念資料館
これを見ずにはいられません。

原爆ドーム2

いつの時代も人々は必死に生きています。
どこの国でもみんな必死に生きているのです。

人々
だけでなく、動物達も、植物達も、
みんなみんな必死に生きているんです。

どのような理由があったとしても、
決して下しては行けない手段
だったのではないでしょうか。

広島平和記念資料館には、数々の展示品がありました。

真っ黒に焼け焦げた小さな三輪車や、
もはや見る影も無い、であったであろう物の残骸、
高度の熱により互いに溶けて一つとなった食器の塊
階段に焼き付けられた、人の影

良く晴れた青空のもと、一瞬にして吹き飛ばされた、
平穏の日々のかけらたちからの無言の訴えに胸が詰まり
今の平和を改めて噛み締め、
過去の多大なる犠牲に感謝の気持ちを忘れずに、
日々生きる喜びを感じて生きたいと、
強く思わされる場所でした。

ただ悲しい事に、
資料館を見学していた学生達があくびをしながら
「眠くなってきたわw」
と言いながら足早に去ってゆくのを目の当たりにしました。

きっと彼らの中ではまだ、事の重大さが理解できないのでしょう。
だけど、いつかきっと彼らも、戦争の悲惨さを昔話ではなく、
その延長に自分たちも生きているのだ
という事に気が付く時が…来るといいんですけどね。。。

また一方では、心が救われる事もありました。
平和記念資料館を訪れている人の多さと、
海外からの人の数です。

海外の方々が神妙な顔をしながら見学されていました。

日本の国民よりも、
海外の方からの関心の方が高いようにも思えました。

原爆ドーム5

こんな過ちは、絶対に繰り返してはいけない。
人々は、もっと反省するべきである。
私達はこのまま今の「平和」に甘え、何となく生きるのではなくて、
過去の過ちをも「平和」の糧にして、毎日を、
今を生きていくべきなんだと思います。

あの日、一瞬にして吹き飛ばされた人達、動物達、植物達。

全ての命に感謝の気持ちを忘れずに。

核兵器ダメ、ぜったい

…それから個人的には、元就さん
その一生をとして守り抜いてきた安芸の地で、
それも元就さんが生涯信仰していた太陽の輝く青空のもとで、
こんな悲惨な出来事が起きてしまった事が、
すごく悲しくて、切なくて、
胸を締め付けられるようでした(><)
※元就さんの太陽信仰については次回の日記で書かせていただきます


さて。平和記念資料館の次は、もちろん原爆ドームへ。

原爆ドーム3

…と、たいていの人は、そのままドームへ行くのだと思います。

だが!!
忘れちゃイケナイのが、
これは毛利元就ゆかりの地をめぐる
「れっつ★百万一心★安芸旅行!」なのである!

というわけで、次なる毛利スポットはこちら!

元安橋5

じゃじゃん☆
平和記念公園原爆ドームをつなぐ「元安橋」です!(・∀・)

元安橋1


え?全然毛利じゃなくね??(・∀・)

と、お思いでしょうが!

そう、実はこの橋の名前の由来こそが、
毛利スポット
なんです☆

元安橋2

この元安橋、昔は「元康橋」と書き、
元就さんの八男・毛利元康(もとやす)にちなんで命名されたんだそうです!
(※父・元就に出雲国の末次城を与えられたことから、末次元康とも称します☆)

元安橋3   元安橋4

元々この橋は、広島城築城に際して架橋された橋であり、
毛利元康との関係は、彼自身が架橋を指揮したという説と、
彼の屋敷に続く通りに架けられたからという説とがあるそうです。

元安川

そしてこの橋の架かる川もやがて、
元安橋にちなんで「元安川」と呼ばれるようになったそうです。

元安橋6

に「」の字が!
元をたどれば、
これは元就さんの「元」でもあるんですよね…??
(考えすぎ考えすぎ!!)

の歴史
日本百名橋の1つでもあるこの「元安橋」は、
安土桃山時代(輝元の時代)に木橋として築造されたものが、
1920年に鋼橋に改築されました。
また原爆投下時、爆心地から最も近い橋であったが落橋を免れ、
その被災状況から、爆心地特定の手がかりとなったそうです。
被爆当日、この橋付近で特に多くの方々が亡くなった事で、
今でも毎年8月6日の夜には、犠牲者の方々を弔う灯籠流しが行われているんだそうです。
ちなみに今のこの橋は、1992年に架け替えられたものだそうです。


さてさて、元安橋を渡れば、かの有名な負の遺産、
今では世界遺産にも登録されている「原爆ドーム」です。

原爆ドーム4

旧産業奨励館であるこの原爆ドームは当時、
「記念物として残す」という考え方と、
「いつ崩れるかわからない危険性があり、
  そのうえ被爆の悲惨な思い出につながるので取り壊そう」

という二つの考え方があったそうです。

結局は、原爆でなくなられた数多の霊、
そして被爆者含め世界の平和をねがう人々からの切望とし、
これを完全に保存し後世に残すことで、
核戦争阻止・原水爆の完全禁止を要求する、
という事でドームの保存が決定したそうです。


原爆ドーム6

こうして過去の過ちの象徴が
目に見えるカタチ
として残っている事は、
生々しくて悲しい気持ちにもなりますが、
その現実と向き合うことができるので、
皮肉にもありがたいことなのかもしれません。

原爆ドーム7   原爆ドーム10

私達人間は、良い事悪い事も、
喉もと過ぎればなんとやらで、すぐに忘れてしまいます。

現に、あの震災からまだ数年と経たないというのに、
すでに街はギラギラと輝き、
節電節電と騒がれていた頃が今は昔、といった感じです。

「今」に必死なのは良いことかもしれません。

だけど、「今」が作り出してきた「過去」というものの持つ、
「これからの今=未来」へのメッセージというものを、
私達はもっと重要視して、
大切にしていかなければいけないんだと思います。

原爆ドーム8   原爆ドーム9

さてさて、そんなこんなで毛利元就ゆかりの地をめぐる旅
「れっつ★百万一心★安芸旅行!」の一日目、
広島観光はこれまで…

と思ったその瞬間!!!


今日のシメ、まさかの毛利さんスポット発見!!!

予期せぬ毛利さんスポット発見!!!

「元就」の字が目に飛び込んできたーーー!!!(・∀・)

地元就職1

※「地元就職」←ほらね!!



というワケで「れっつ★百万一心★安芸旅行!」
一日目はこれにて無事終了です♪

この日は、毛利さんスポットというよりも
広島観光メインといったカンジでしたが、
次回の二日目は、
ばっちりごってり毛利さんスポットメインで
回って参りましたので、お覚悟召されよ☆

とゆーことで「れっつ★百万一心★安芸旅行!」次回もお楽しみに♪



続きはこちら
【2日目その1・広島】れっつ★百万一心★安芸旅行!







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