消えない明かり | Mamu Official Blog

消えない明かり

茅ヶ崎ゆずでのチャリティ、前日に決まって告知したにも関わらずかけつけてくれたみんな、義援金を預けてくれたみんな気持ちを持ち寄ってくれて本当ありがとう!

義援金\44,320が集まりました。長期的に続けていけたらと思います。

写真はまた後日!ごめんね!

熱で寝込んでた(笑)不思議といつもライブだけは元気なんだけどね!


4月9日は、明るい春の夜になった。
震災以来、正直私自身も気持ちが安らぐ夜はなくってさ。

張りつめてる状態がいつの間にか当たり前になって、息子の卒園入学で尚更気を抜けないで居たんだ。

だから、唄いに行けて私も良かった!
みんなの笑顔見て心がほぐれたょ。本当ありがとう。

被災地の傷み、原発のこと、誰かのことじゃなくって、私らみんなで抱えてんだ。人間てやっぱネットとかいくら伝え合う術が作られても、顔見て話すのが一番安心するんだょね。
だから私も早くメンバーに会いたいなって毎日想う。

被災地の人たちが毎日頑張ってる中、被害のなかった地域に住むうちらはこれからの事を一歩先の事を考えなきゃね。

一つの島に住む私たちは、経済の発展、豊かな生活を支えてきた原発と今まで向き合わずにきた。

自分たちのこの島に自分や仲間たちの命、自然を奪う危険を常に抱えている事。
人の手に負えない物を人の手で造ってしまった事。

今まで頼ってきた原発をこれからどうして行けるのか、今私ら大人に突きつけられた問題だと思う。
原発、代替えエネルギーの可能性、もっと勉強。だからって専門家みたいに勉強するまで発言を控えてたら、先に天から迎えが来てしまうからね。

決して簡単な事じゃないけど、大事な人たちが居るから逃げずに向き合いたい。
小田原もね東海地震が来るってもう何年も言われてる。東海地震予測地域、静岡には浜岡原発があります。今回の福島原発の事故を受け、運転再考の要望書を提出する動きがあった。

ネットでも出来るようになってたから、私も震災直後署名したんだ。今の環境だと8mの津波にしか耐えられないんだって。
それで東日本大震災後の3/16に2、3年以内に4mの防波壁を作る計画が発表されたらしいんだけど、それは先々の話としても今このままで居て良いのって話。

私も調べていく中で今すぐに自然エネルギーにシフトチェンジするのが非現実的なのは理解出来た。日本経済を発展させてきた企業、工場の使用電力を賄う事が出来ない。リスクもそれぞれにある。
でも年月はかかっても何らかの方法を見つけなきゃいけないし、今すぐに出来ないからと言って知らないふりをすれば、子供たちの世代に残し続ける事になる。
それと原発に頼らないって事は過疎化が進む地域の人たちの雇用問題や原発に関わる全ての事を一つの大きな問題として考えなきゃいけない。

戦争と同じ。戦争反対って言えば戦争をやめたら武器を作る人たちの生活はどうなるの?って人が居る。
原発反対って言えば原発に関わる人たちの生活はどうなるの?って。
だからちゃんとそこまで考えなきゃいけないね。

でもまずは自分らが良ければ良いなんて考えは、捨てちまえ。

駄目な物は駄目なんだ。

来月は地元小田原でライブの話を貰ったから、また報告します。