隔離生活中のため、在宅だった残念な労働節(メーデー)休暇もあっけなく終了。
そして、”隔離生活 55日目”を記録。
引き続き1ミリも嬉しくない新記録を樹立。
自宅のある団地が、外出許可を取得出来る”防範区”なのか団地敷地内のみの”管控区”
なのか、正直なところ分からなくなった・・・。
今の上海で自分の立ち位置を正確に把握している市民は、どれだけいるのだろうか?
まぁ、それぐらいカオス。
ただし、1つだけ確かなことは・・・
自宅のある街道(地区の行政単位)では、”防範区”であっても”出門証(外出許可
証)”は発行しないよ、ということ。
強制加入の自宅棟グルチャは”いやいや、それどやねん?横暴ちゃいますか?”と
大炎上。
”今まで暴動も起こさずに従って来たのに最後の答えが、それですか?”と失望する
住民も。
街道(地区の行政単位)の公務員をやり玉に挙げる住民もいるが、公務員とてその
更に上の指示に従わざるを得ないわけで。
ロックダウン開始以来、複数名の公務員が、責任を問われ解雇されており、いつ
自分の首が飛ぶか分からないという労働環境・・・。
そう言えば、ここ数日のPCR検査がいやにスムーズに進行するな、と思ったら・・・
いい加減付き合い切れない住民は、静かにボイコットしており、検査人数が減少して
いたからだと棟グルチャで判明。
こちらは、ビザが必要な外国人だし、出勤可能になった時にPCR検査証明がないから
出勤出来ない、という事態に陥らないようルールに従い、検査を受け続けている。
日々、ここに書けないことも起きているが、5月5日は、日本のこどもの日。
いくらおうち好きな息子でもストレスが溜まるだろうと労いも兼ねて、こどもの日
の夕ごはんを用意した。
献立は・・・
・チキンカツ、ミニ唐揚げ(レタス、キュウリ、トマト)
いよいよお肉が尽きるという時に京東(ネット通販サイト)に一縷の望みをかけ
注文した冷凍食品が届いたものを揚げただけ。
・莴笋(中国野菜の茎レタス)とエビ炒め
・毎年恒例のポテサラ鯉のぼり(目はトマト)
「我が家”伝統のポテサラ鯉のぼり”だよ!」と息子に出したら・・・
「母さんから始めた料理だから、伝統は盛り過ぎでしょ!」と鋭いご指摘を受けた。
「とりあえず、あなたに子どもが出来たら、”おばあちゃんから伝わる伝統料理だ
よ!”と話しておいて。」と返しておいた。
去年は、鯉のぼりの頭から食べようとした旦那さんに「そういうデリカシーのなさ
は、如何なものか?」と息子が激怒し、巻き込まれたので、今年は、まず旦那さん
を牽制し、「こどもの日なんだから、息子の許可を取ってから箸をつけるように!」
と諭した。
去年の出来事が一切記憶になく、同じ轍を踏みそうになった旦那よ・・・。
母さんが、自分のために作ってくれたものは、大切にしたい息子。
図体は随分デカくなったが、そんな所は、まだまだ可愛いものだ。
通勤時間がない在宅勤務中のおかげで平日でも”こどもの日”をお祝い出来たことに
働く母は、感謝している。
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中国のこどもの日は、6月1日。
さすがにそれまでには、解放してくれ。放流でもいいぞ。