団地広場でのPCR検査の後、遠回りしたり、日没後に家族でこっそり散歩を
していたつもりが・・・
団地内を自由に出歩ける”管控区”に格上げされていた！
毎日、変わり映えしない日々を過ごし、更に管理会社からアナウンスもない
から”ささやかな自由”を獲得していたことさえ知らなかったよ！
もっと早く教えてくれーーー！
そして今、住民最大の関心事は、”出門証（3時間限定で外出可能な許可書）”
は、いつもらえるか、ということ。
街中が瀕死で営業中の店舗もほぼない今、解き放たれても行き先がない・・・。
さて、おうち時間ならたっぷりあるので、圧倒的に台所で生息している時間が
長い。
そもそも外食する権利さえ剥奪されているからね。
ご近所さん（中国人）から水分多めのオレンジ系のサツマイモをいただいたので
甘く煮て、職人のように餡を練り・・・
サツマイモ餡のあんぱんを焼いてみた。
そして、そのご近所さんへお届けし、喜ばれた。
あっ、ただの加工工場になってる・・・。
今度は、白系のサツマイモをいただいたので、スイートポテトを焼いた。
また、ご近所さんへお届けし、うっかり2度目の加工工場・・・。
ロックダウン以来、大好物のベーグルを入手出来ないので、強力粉+全粒粉でもっ
ちりベーグルを焼いてみた。
共同購入でジャガイモがたくさん届いたので、旬のソラマメと一緒にグラタンに。
大量に作り過ぎ、翌朝も食べる羽目に・・・。
ブロックの豚肉が届いたので、凧紐でグルグル巻き、広東式チャーシューを作った。
この辺で息子から「母さん、会社員だよね。どこ目指してんの？」と鋭いツッコミが
入った。
その息子が、「（新宿）アカシアのロールキャベツが食べたい！」と言うので、配給
で届いたキャベツを大量消費するチャンスとせっせと作った。
ご近所さん（中国人）からいただいた淡竹とエンドウ豆で春らしい炊き込みごはん
と共に。
本家本元の新宿アカシアのロールキャベツをあたらめて確認すると俵型が正解。
（画像はネットから拝借）
共同購入で買ったお肉のセットに牛テールがあったのを思い出し、トマト煮込みに。
デミグラスソースで煮込みたかったが、限りある材料で作っているからね。
男性陣が大好物の鰻蒲焼も共同購入で調達してあったので、景気づけに鰻丼に。
「わーい！鰻、鰻！」とおびき寄せられる2人。
母さんは、電子レンジでチンしただけだよ！
うまきも見てくれよ、と内心思うが、そんなものだ、家族の反応なんて。
ロックダウン解除の出口はまだ見えないが、とりあえず、食べて寝ていれば、何とか
なる。
自分がコントロール出来ないことを憂いてみても心を病むだけ。
身近な人達が、笑顔になれるよう台所に立ち続けている。
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ロックダウンした上海を支援しようと中国内陸部から大量のキャベツが届けられた
ため、自宅には最大6個のキャベツがあった。
ご好意を無駄にしないようポトフやコールスローサラダ、ロールキャベツ、お好み
焼き、浅漬けに姿を変え、ついに完食した時の達成感といったら・・・。