前回の一斉PCRローラー作戦後、紆余曲折在りつつ・・・

 

日本のメディアでも大きく取り上げられたように感染者が増加する上海では、3月28日から

黄浦江という南北に流れる河を境に東西に分断され、順にロックダウンすることになった。

国際金融都市を自負する上海としては、何としても市全体のロックダウンは避けたかった

がための苦肉の策だろう。

 

3/28~4/1は、東の浦東地区、次に4/1~5は、西の浦西地区という順にロックダウンされ、

またしても一斉PCR検査が実施される。

この間、医療従事者や警察、物流業者などを除き、黄浦江を往来することは出来ない。

この様子を七夕に例えた風刺画が、ネット上に出回っている。

 

”黄浦江は、天の川になりました。

東に彦星、西に織姫、1週間後にお会いしましょう。”

東西の分断前から感染者が多かった浦東地区では、すでに多数のマンションが封鎖

されていた。

買い出しに行くチャンスさえ与えられないまま浦東地区全体がロックダウンされた様子

を絶妙に例えたのが、こちら。

中国の激辛&あっさりスープからなる火鍋の”鸳鸯锅”に例えたシニカルさがたまらない。

 

ロックダウンまで猶予のあった浦西地区では、客がスーパーに殺到し、生鮮品の棚は、すっ

からかん・・・。

何しろ上海は、人口2400万人(日本の報道では2600万人)と多く、過去にもあったが、一度

動き出すとこうなりがち。

そして、食品を巡り、大の大人が殴り合いのケンカという報道も・・・。

 

今や生鮮品が貴重となった上海では、野菜さえもブランド品に見える、というのを例えた画像

も出回っている。

そして、ポーカーで賭けるのは、今や野菜という風刺。

出来れば、他の野菜もお願いしたいところだが、今や豊富な種類は、望めない。

入手出来る野菜を食べて、生き延びよう!

上海在住の方は、苦しい時こそ笑って免疫力を上げ、乗り越えましょう!

 

今回のPCR検査で感染者や無症状感染者が判明した場合、引き続き封鎖が続くことも

お忘れなく。   

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個人的には、最近めっきりお見掛けしなくなったタマネギや小ネギと再会したい。