今更ながらだが・・・10月1日~7日は、国慶節(中国の建国記念日)休暇の7連休だった。

連休前は、記憶を失いそうなほど仕事が忙しかった・・・。

連日、天気がよく、ここぞとばかりあらゆる物を洗濯し、掃除したら・・・連休は、終了。

働く母さんの連休なんて地味なものだ。

 

日本人学校は、連休後の土日を含め、10連休だった。

月の1/3休んでるよね・・・羨ましい限り・・・。

学校からのお達しによると新型コロナ対策として、上海市を離れた場合、戻ってから14日間

は、登校停止。

(ローカル校の場合は、上海市外から戻り、PCR検査で陰性ならば登校可。)

 

連休中、イベントがないのも息子がつまらないだろうと、以前からお願いされていた上海市内

観光バスに乗車してみた。

”春秋 都市観光”には、1号線と2号線、3号線、5号線の4ルートがあり、上海市内の主要

観光地を巡ることが出来る。

 

4ルート共通1日フリーパスは、バス停で購入すれば、50元(850円)/人だが、”大众点评”

の”春秋都市观光旅游巴士”から購入すると47元(780円)/人と若干お得。

ただし、乗車前に市内2ヶ所の売り場でチケットに交換しなければならない。

浦東側の売り場:陆家嘴环路1416号-甲(東方明珠タワー近くの赤い建物)

スマホの予約画面を見せ、チケットへ交換。

乗車時、係員が右下を折り曲げるシステム。

”东方明珠广播电视塔(東方明珠テレビタワー)”から3号線に乗車し、観光ツアーが、

始まるはずだったが、バスが来ない・・・。

3号線は、35分間隔で運行しているが、それはあくまでも”目安”という中国的な緩さ。

この日の最高気温は、31度と10月なのに残暑が厳しく、途中で帰りたくなる・・・。

 

ようやくお馴染みの赤い二階建てバスが、到着!

入口で路線地図とイヤホンをピックアップする仕組み。

このイヤホンは、壁側にあるジャックに挿し込むと8ヶ国語で観光ガイドを聴けるが、隣席の

中国人達が、挿し込んでも音声は聞こえず・・・席によっては、不具合あり。

ネズミ母子の場合、今更ガイドは不要なので、路線地図を見ながら乗車。

 

まずは、浦東側を黄浦江沿いに南下し・・・2010年に上海万博が開催された会場跡地へ。

奥に見える赤い建物は、旧”中国館”!

「いやぁ~懐かしいねぇ!」と息子へ話し掛けたら、「いや、オレ、記憶にないし。」

「いやいや、母さんと来たよね!」と確認したら、「写真で見たけど、全く記憶にない。」

とのこと。

確かに当時、まだ2歳。覚えているわけないな・・・。

 

旧万博会場跡地は、ショッピングモールやコンサート会場になっているが、その近辺は、

再開発中で、建築中のマンション群を抜けて行くだけ。

 

気を取り直し、南浦大橋を渡り、浦西側へ進む。

浦西地区から眺める浦東新区陸家嘴金融エリア。

中国共産党建党100周年を祝うモニュメント。

人出が多い連休なので、もしもに備え、武警(武装警察)も待機中。

19~20世紀初頭の歴史的建築物が多い浦西地区にある”老上海气象信号台”。

1907年に建てられた気象台の2階は、現在、バーとして営業中。

”外滩外白渡桥”で観光5号線に乗り換え、ウォーターフロントとして再開発された北外灘

エリアへと更に進む。

* おまけ *

”春秋 都市観光”二階建てバスには、二階部分が閉鎖された閉鎖型とオープントップ型の

2種類がある。

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国慶節期間は、交通規制により観光バスの運行は、15:30で終了。

オープントップから眺める外灘の夜景が人気なので、次回は、夜間に乗車してみたい。